イスラエルでは・・・・
食べ物は残すのが礼儀
日本では、出された料理を残すのは失礼だと考えられていますが、中近東ではそうではありません。
もし、イスラエル人(特に、イスラエル生まれの人)に招かれたら、絶対に全部を食べないのが基本です。
出された料理を全部食べると「お前が出した料理は少なかった」という意味になってしまうのです。
日本人がイスラエル人の家に招かれて、たくさんの料理を全部、平らげようとして気分が悪くなったという話もあります。
とても食べきれない料理を出すのが、中東式の歓迎なので「おいしいがとても食べられない。日本人は少食で・・」とか言うのが礼儀です。
日本でイスラエル人を招く時は、だいたい日本人の客に出す1.5倍の量を出し、残してもらうのが基本でしょう。
イスラエル時間
アメリカと日本は、決めた時間に集まるのが礼儀。待ち合わせをして、10分も20分も遅れたら、汗をかいてお詫びしなければなりません。
しかし、イスラエルの場合は、待ち合わせの時刻になってから家を出発する人もいるほどで、なかなか時間どおりに物事が進みません。
交通渋滞や、テロ対策による突然の検問などで交通に時間がかかるのも、予定通りに物事が進まない原因の一つ。
日本人の感覚でイライラしてもはじまりません。「郷に入っては郷に従え」。イスラエルでは、イスラエル人に合わせるしかないようです。
正装しないイスラエル
ビジネスの世界は別として、一般的な場では滅多に背広などを着用しないのがイスラエル流。
たいていの場所はTシャツで大丈夫です。こちらが背広を着ているのに、相手が軽装で出てきたからといって、決して軽く見られているわけではありませんので、ご安心下さい。
それでも、しっかり伝統を守るユダヤ人の場合は、安息日になると正装する人が多いです。
安息日の食事に招かれたら、多少はいい服装をして行くのが無難でしょう。
服装のことで驚くのは、日本人の感覚では裸足で歩かない場所を、裸足で歩いている人々。暑いということもあるのですが、どうも裸足でどこでも歩き回るのはキブツの文化のようです。
議論好きのイスラエル人
日本では、バス停や電車などで居合わせた人が会話をするということは、滅多にありませんが、イスラエルでは誰とでも会話が始まります。
バス停で、誰かが新聞を読みながら「なんてこった」と叫ぶと、そこにいる人々が政治討論会を始める・・・という調子なのです。
あるイスラエル観光案内には「世界のあらゆる国では、人と仲良くなるには政治と宗教の話を避けるのが基本だが、イスラエルだけは例外だ」と書いてありました。
議論好きはイスラエルの国民性で、とにかく、ああでもないこうでもないと、延々と議論します。
「ユダヤ人は2人集まると3つの政党ができる」と言われるくらい、様々な意見を持つのがユダヤ人の特徴。人と意見が合わなければ堂々と主張し、意見が合わなくても、あまり気にしないのです。
