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イスラエルメールマガジン 最新号


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2022年12月 28日(水)
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*重罪で前科のあるデリ氏を大臣にし、極右のスモトリッチ氏やベングビル氏に大きな権限を与えるなど、新たな連立政権を構築するために必要な法律が次々に国会で成立中。木曜には新政権を承認へ。(P,H)

*新政権で極右政治家が治安部隊を支配することに、国防軍のコハビ参謀長が懸念を表明したため、スモトリッチ氏が怒りを表明。(H,P)

*イスラエルの治安関係者によると、ハマスとの捕虜交換の交渉が進んでいるもよう。2000年から5年間に多数のテロを指揮した罪で服役中のバルグティを釈放し、ヨルダンに追放する可能性も。(Y,P)

*イスラエルのリリアン大使が信任状をトルコのエルドアン大統領に提出して着任。トルコのイスラエル駐在大使は月初に着任済。(H,P)

*宗教信条による同性愛者へのサービス提供拒否を認めるべきだとの極右政治家の発言に、観光業界から懸念の声。旅行会社は「宗教信条による差別的扱いをする業者とは取引を停止する」と警告した。(Y)

*先月23日にエルサレムで発生した二重爆破テロの犯人を逮捕したと警察が発表。東エルサレムの26歳で前科無しの単独犯。先月29日に逮捕されていたが、報道管制のために報じられなかった。(Y,P)

*超正統派の左派ジャーナリストのフレイ氏が、パレスチナ人のテロを支持したとの告発を受けて逮捕。数時間後に釈放された。同氏は逮捕が不当だと怒り、新政権が「ファシスト政権」になると警告。(Y,P)

*グーグルにJewという語を入れると「けち臭く対応する」という俗語の動詞の意味が表示されていた。指摘を受けて同社は修正。(Y,P)

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2022年12月 29日(木)
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ネタニヤフ次期首相が閣僚名簿と政策合意書を昨日国会に提出。合意文書の提出後、24時間が経過すると国会で投票にかけることができる規定となっているため、最短で今日、新政権が発足へ。(P,H,Y)

*新閣僚の陣容は、国防相にガラント氏、外相は前半がエリ・コーヘン氏(元日本大使とは別人)で後半がカッツ氏など、重要ポストがリクード党に。財務相、内務相、帰還相は宗教右派政党が確保。(P,H,Y)

*今回の政策合意書では、歴代政権の合意書には含まれていた米国などの離散ユダヤ人に関する項目が欠落。新政権を構成するリクード党以外の党は、離散ユダヤ人をあまり好意的に見ていないのが背景。(P)

*今回の政策合意は「イスラエル国家はイスラエルの地に対する当然の権利を持つ」と明記されるなど、入植地を併合する方向が明確。(P)

帰還法により帰還できるユダヤ人の対象者を大幅に制限することが新政権の政策合意書に含まれることが判明。非正統派のユダヤ教が行った改宗は認めないなど、正統派ユダヤ教の支配が強化される。(H)

神殿の丘を管理するヨルダンのアブドラ国王が、イスラエルの次期政権に対して「神殿の丘の現状変更はレッドラインだ」などと警告。現在、ユダヤ人は神殿の丘に入れるが、祈祷は禁止されている。(H)

*ガンツ国防相は昨日、パレスチナアッバス議長と電話会談。今日、新政権が発足するため、国防相としては最後の会談となった。(P)

*強風のためアシケロン港でコンテナ船から9個のコンテナが海に落ちる事故。浜に電化製品や宝石類などが打ち上げられたため、あらゆる人種や宗教の群衆が殺到。「神様の恵み」と喜んで略奪した。(P,Y)

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2022年12月 30日(金)
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*木曜午後、新ネタニヤフ政権が国会で承認され正式に発足。30人の閣僚のうち女性は4人だけとなった。しかし、国会議長は宗教政党の反対を押し切って同性愛者を公言するオハナ氏が就任した。(P,H)

テルアビブの政府施設前で数百人が、新政権が公然と性的少数者に対する差別政策を掲げていることに抗議して交差点を封鎖。(P,H,Y)

*新政権発足後の初会合は司法長官を招くのが慣例だが、ネタニヤフ首相はバハラブ−ミアラ司法長官を招かず。彼女が新政権に対して批判的な発言を行っているため、新政権閣僚らは彼女の解任を要求。(Y)

*右派の新政権は国の価値観を破壊する政権だとして、在フランスのイスラエル大使であるヤエル・ゲルマン氏が、首相に辞表を提出。(H)

*バイデン米大統領が新ネタニヤフ政権の発足に祝意を表明。「米国は引き続き二国家共存による和平を支持し、両国の関心や価値に反する、あるいは危険に晒すような政策に反対する」とけん制した。(P,H,Y)

*イスラエルはアゼルバイジャンと1992年に国交を結び、同国に大使館を設置していたが、同国側もイスラエルに大使館を設置へ。(Y)

パレスチナファタハハマスの指導者らは、イスラエルの新政権が「ファシスト」だと非難し、団結して抵抗するよう呼びかけた。(P)

*新しい輸入食品の検査システムを保健省が日曜から稼働へ。EU基準を採用してデジタル化し、手続きの効率化を進める。アレルギーなどを引き起こす食品に関してEU基準を採用し輸入障壁を取除く。(P)


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