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2021年 6月13日(日)
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*今夜にヤミナ党のベネット氏と有未来党のラピド氏による新政権の信任投票が行われ、ベネット氏が第13代首相に就任予定。ネタニヤフ首相の在任期間は前回の3年と合わせて史上最長の15年に。(P,H)

*新政権から離反すれば首相にしてやるとの提案を、ネタニヤフ氏が土壇場でガンツ氏やサアル氏に行ったが、拒否されたとの報道。(P)

エルサレム付近のカランディヤ検問所で、28歳の女がナイフを持って検問所の警官を襲おうとしたため、治安部隊に射殺された。(H,Y)

*ヨルダンのアブドラ国王の親戚のハムザ王子が反乱を起こしたのは当時の米トランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の画策だったと米紙が報道。国王が米和平案に反対したのが理由だという。(P,H)

*シリア北部のトルコが支配するアフリンで、住宅や病院などへのミサイル攻撃があり13人が死亡、負傷者も多数。トルコは、クルド人武装組織YPGの犯行だと非難。YPGは関与を否定している。(Y)

*イラン政権に反対して処刑されたレスリング選手のアフカリ氏の遺族が逮捕され、抗議した母親も警官に暴行を受けたと弟が発信。(P)

ハマスのテロ犠牲者24家族が、テロ組織であるハマスに送金を行ったカタール銀行に10億シケルの賠償を求める訴えを起こした。(P)

*昨夜は黒旗運動が首相官邸前で、これが最後となる52週目の抗議デモを行い千人余が参加。しかしベネット氏は、無用な挑発をやめ、ネタニヤフ氏とその家族を丁重に扱うようにと呼びかけた。(P,H,Y)

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2021年 6月14日(月)
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*国会で新政権の信任投票が行われ、60対59で薄氷の勝利。8党合計で62議席のはずだったが、先週にヤミナ党のチクリ議員が離脱、さらにラアム党のアルハロミ議員も土壇場で棄権に回った。(P,H,Y)

*世界各国がベネット首相の就任と新政権発足に祝意を表明。パレスチナアッバス議長は「イスラエルの国内事情」とだけ語った。(H,Y)

*バイデン米大統領はベネット氏に電話で政権樹立への祝意を伝え、両国の関係強化を確認。また、ラピド外相も、ブリンケン国務長官と電話会談した。長官はラピド氏に早期の米国訪問を要請した。(P,H,Y)

*ベネット氏は就任演説で、ネタニヤフ首相の長年の功績を称賛。特にラアム党のアッバス氏と会談を重ね、イスラエル史上初のアラブ政党の参加を実現させたのはネタニヤフ氏の功績だと称賛した。(P,H)

*ベネット氏の就任演説の間、旧与党の議員は野次を飛ばし続けたが、ネタニヤフ氏の退任演説の間、新政権側の議員らは清聴。(P,H)

*新政権の閣僚はラピド氏が外相、ガンツ氏は国防相、サアル氏は法相、リーバーマン氏は財務相、ヤミナ党はシャケド氏が内務相、カハナ氏が宗教相など。27人の閣僚のうち、女性が9人となった。(P,Y)

*米国のユダヤ人団体が、相次いで新政権発足を歓迎するコメントを発表。前政権はずっと離散ユダヤ人を軽視する政策を続けていた。(P)

サウジアラビアは今年7月中旬となるイスラム教最大のハッジ巡礼の人数を6万人に制限すると発表した。コロナ感染防止のため。(H)

*新政権の発足を喜ぶ数千人の市民が、テルアビブラビン広場など各地に集まって集会。一方、宗教右派の数百人が西壁に集まり、新政権に反対する祈祷会。「ヤコブの苦難」のバナーも見られた。(H,P,Y)

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2021年 6月15日(火)
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ガザ紛争で延期されていたエルサレム記念日の旗の行進が、イスラム教徒地区を通らない形にルートを変更して、今日実施されることに。ガザ戦争再燃の可能性もあり、新政権の最初の試練となる。(P,H,Y)

*新外相に就任したラピド氏は、損なわれた米民主党との関係修復を目指す考えを表明。共和党だけに力を入れた前政権を非難した。(P,Y)

*内相に就任したシャケド氏は、アフリカなどから入国し難民認定を求める侵入者を、送還あるいは第三国に出国させる考えを表明。(H)

カハナ宗教相は、宗教権威を多元化して、宗教派と非宗教派で深く分裂してしまっているイスラエルの社会を修復する考えを表明。(P)

*保健相に就任したホロウィッツ氏は、献血での同性愛者規制を撤廃する考えを表明。エイズに感染する危険性が低下しているため。(P,Y)

*米共和党や福音派の指導者は、ネタニヤフ首相の功績をたたえると共に、ベネット新首相を全面支持するとの声明を相次いで発表。(H)

*イランの次期大統領選でハメネイ師の支持を受けるライシ氏は、イラン核合意への復帰を容認する考え。現政権の政策と大差なし。(P)

*顧客に安心感を与えるため、ワクチン接種済の職員の名札にマークを表示したスーパーは「ユダヤ人に黄色い星を付けたナチスと同じ」と発言して非難された米議員が、ホロコースト博物館を訪れ謝罪。(H)

*ヤミナ党は、閣僚の代わりに新議員が補充され、イスラエル初の聴覚障害者が議員に。障害者の権利のために働くと抱負を語った。(Y)


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