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2021年　9月15日（水）
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＊ベネット首相がパレスチナ国家の設立に反対を表明。西岸地区もガザ化すると懸念。一方、パレスチナ人の生活向上は重要と指摘。(P,Y)

＊２０１４年にハマスのテロリストによって殺された３人のイエシバ学生の家族に３８００万シケルの賠償金を支払うよう、エルサレム地裁がハマスに命令。訴えを代行した団体は金額が少ないと不満。(P,Y)

＊１３日に行われたベネット首相とエジプトのシシ大統領の会談では、両首脳が２人だけで約３時間にわたって会談したことが判明。話題の中心は両国関係が中心で、パレスチナ問題は中心ではなかった。(P)

＊オランダに本社があるコード・ファーマ社が、コロナ治療薬コディヴィルの臨床試験の第一段階を完了したと発表。イスラエルほか３ヶ国で第二段階の臨床試験へ。コロナ症状の進行阻止の効果に期待。(P)

＊ポーランドのワルシャワ・ゲットー跡で、ユダヤ人のものと見られる人骨を発見。１４日に現地のチーフラビも立ち会い埋葬された。(Y)

＊ヘルツォグ大統領夫妻がイスラエルのパラリンピック選手団を招いて祝賀会。１１の競技に３３人が参加し、９つのメダルを獲得。(P)

＊生徒のコロナ感染が増えているため、１１月までに５〜１１歳へのワクチン接種を始めることを検討中。祭の後で試験接種を実施へ。(H)

＊ギルボア刑務所では、最低でも１０人の囚人が脱獄計画を知っていたことが判明。バキュームカーの運転手は、下水に大量の砂が出ていることを報告していたが、刑務官らはそれを無視していたもよう。(Y)

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2021年　9月16日（木）ヨム・キプール
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＊ヨム・キプールは大贖罪日とも訳され、「キプール」は贖いや浄化との意味がある。神殿があった時代は、この日に１年分の罪の贖いを行った。現代でも大半のユダヤ人が断食して罪を悔い改める。(解説,P)

＊ガンツ国防相は外交誌のインタビューを受け、イランを核合意に復帰させる米国の政策は容認するが、経済・軍事で圧力を強めることを望むと発言。野党のネタニヤフ氏は、現政権が弱腰だと非難。(P,H,Y)

＊イスラエルは、ＥＵのコロナワクチン接種認証プログラムに参加したと、保健省と外務省が発表。ワクチン接種者と感染回復者は、ＥＵとイスラエル間を往来し、レストランや文化センターに入れる。(P,H)

＊東エルサレム在住のキリスト教徒が、ヨッパでパレスチナ人に刺されて重傷。ユダヤ人を狙った無差別テロだったと見られている。(H)

＊ベネット首相がタイム誌の「世界で最も影響力のある１００人」に入選。推薦文を書いたのは、連立与党に参加したアラブ系ラアム党のアッバス党首。イスラエル政権にアラブ政党を加えた勇気を称賛。(H)

＊火曜日の新規感染者は９５３９人、検査の陽性率は５．９％。新規感染者の４０％は１１歳以下の子供で、６０歳以上は４％だけ。(Y)

＊外国でコロナに感染して帰国した人の統計に、イラン、イラク、シリア、イエメン、レバノン、ブルネイ、北朝鮮などの国名。いずれもイスラエルと国交が無いが、意外にも人々が往来しているもよう。(H)

＊エルサレムのチーフラビ、アマル師がヨム・キプールの前日は女性の沐浴（ミクヴェ）を禁止。風紀の乱れにつながると主張した。(P)

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2021年　9月17日（金）
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＊ドイツ西部ハーゲンのシナゴグに対するテロ攻撃を警察が阻止。イスラム教徒４人を逮捕した。ヨム・キプールに襲撃を行うという確実な情報があり、治安部隊が警戒、木曜朝に４人を逮捕した。(P,H,Y)

＊新規感染者は水曜が８５８６人、木曜は１０９９７人。一方、６０歳以上の重症者数を１０万人あたりで比較すると、ワクチン未接種者では１５２人、２回接種者は４４人、３回接種者では４．３人。(H,Y)

＊パレスチナ人囚人は、金曜日に開始する予定だったハンガー・ストライキを止めると発表。刑務所での囚人への扱いが悪い事などに抗議して行われる予定だったが、状況が改善したためと説明している。(P)

＊ギルボア刑務所からの脱獄事件で、まだ逃亡を続けている２人はジェニンに潜伏か。国防軍はジェニンでの拘束作戦を検討している。(P)

＊コロナで延期されていたドバイ万博（エキスポ２０２０）は、１０月から来年３月まで開催へ。しかしＥＵ議会は、人権問題やイエメン内戦などを理由にボイコットを決議。各国に不参加を呼びかけた。(P)

＊米誌「ザ・ネイション」が、反米・反ユダヤ発言で知られるパレスチナ人活動家クルド氏をパレスチナ特派員にしたと発表。同氏は、タイム誌の「世界で最も影響力のある１００人」にも選ばれている。(P)

＊イランが、人気ラッパーのサレヒ氏を逮捕。サレヒ氏の新作の歌「普通の生活」と「ネズミの穴」は、政権を批判する内容だった。(P)

＊自分たちはユダヤ人だと主張する黒人グループがネゲブのディモナで長期不法滞在を続けていたが、順次、退去命令が出ている。イスラエルで生まれた人もいるため、退去命令は不当だとして争う構え。(H)

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