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ハマス

Hamas パレスチナ過激派で、武力によるイスラエル殲滅を目指している。多くのテロがハマスにより起こされた。貧民救済などの政治活動も行っている。現在は政府という立場を取っているため、近年は国際社会に向けて堂々と「イスラエル殲滅」という言葉は使わないなど軟化している部分もある。本部はガザ、ドーハの2カ所。

PRC
Palestine Resistance Committe ハマス系のテロ組織で、ガザで活動している。
アイアンドーム Iron
Dome 国防軍ラファエル社が共同開発した、ロケット弾・迫撃砲などに対する短距離弾に長けた防空システム。2011年にガザからの砲撃への対抗策として配備された。ハマス側が使用する砲撃弾の性能が比較的低いため、迎撃率は9割近くと高い成功率を誇っており、北朝鮮との緊張関係が続く韓国も購入を検討するなど世界的に注目を浴びている。
アルアクサ殉教団
Al-Aksa Martyr's Brigarde 2002年ごろから表面に出てきたファタハ系の組織で、積極的なテロ作戦で民衆の支持を集めた。2006年にハマスが総選挙で勝利するとふぁたは系のアルアクサ殉教団とハマスの間でも軍事衝突が起こった。しかし2007年に武装解除を行いイスラエルに対するテロ攻撃をやめると自治政府に伝えた。しかしガザ側の殉教団は応じずハマスとともにイスラエルに対する軍事的抗戦という立場を崩していない。
アルカイダ
オサマ・ビンラディン率いるテロリスト集団で、しばしばパレスチナ問題に言及する。ガザ地区にアルカイダ系のテロ組織が2つあるが、対イスラエルの姿勢を若干軟化させたハマスとは対立関係にあり、大きな組織は持っていないもよう。
アロー
Arrow イスラエル空軍がボーイング社と開発した弾道弾迎撃ミサイル。ただガザでの軍事作戦ではハマスはミサイルではなく低性能のロケット弾・迫撃砲を多用するため、短距離弾を砲撃するのに特化した「アイアンドーム」の方がアローよりも利用されている。
イザディン・カッサム
ハマスの急進派。多くの自爆テロに関係している。
イスラム運動
Islamic Movement サレー師らがひきいるアラブ系市民の運動で、激烈な反イスラエルの舌鋒で知られる。ハマスに資金を流し、テロを称賛しているとして何度も警察の捜査を受けている。2015年にはハマスやムスリム同胞団と繋がっているとして、違法と認定され北支部は閉鎖された。
イスラム聖戦
Islamic Jihad ハマス同様ムスリム同胞団系の過激派だが、イスラエル・ハマス政府間による一時的休戦期間中もイスラエルに対するロケット攻撃の手を緩めないなど、軟化したハマスとは一線を画している。2012年の軍事作戦ではテル・アビブとエルサレムにイラン製弾道ミサイルを撃ち込むなど、イランとシリアが主な資金源/バックだと考えられている。
ガザ
Gaza Strip ガザ地区/回廊などと言われる地域。もとエジプト領だったがエジプトが領有権を放棄し、将来のパレスチナ国家として自治政府の支配下に入った。イスラエルが2005年夏に入植地を全て撤去した後、ハマスの勢力が強まり、2007年夏の軍事クーデターでハマスの実効支配下に入った。人口約200万人弱。
グラッド
Grad ロケット砲の一種で、カチューシャと同様に軍用のもので、カッサムより破壊力が大きい。ハマスがイスラエルに対して多数使用している。
自治警察
パレスチナ人自治の発足と同時に設置された。多くの武器を与えられ、テロ組織を取り締まる任務を与えられたが、2007年、ガザではハマスに敗北し支配権を奪われた。
自治政府
PA Palestinian Authority パレスチナ自治政府オスロ合意にもとづく自治により設置された。統一国家としての独立を目指して法律や組織を準備していたが、2007年にパレスチナはハマスガザファタハ西岸地区に分裂した。2012年11月国連によりオブザーバー組織からオブザーバー国家に格上げされた。
スデロット
ガザに隣接する町で、ハマスからの絶え間ない砲撃で大きな被害を受けている。そのため各家や公共の場のいたるところにシェルターが設置されている。人口約2.2万人。
ハニエ
(ハニヤ)イスマイル・ハニエ ハマスガザ指導者でありガザ政府首相(1963年生)。2007年まではパレスチナ統一政府の首相を務めたが、2007年のハマス・ファタハの抗争により解任されガザ・ハマスの首相となった。就任時に「これ以上血を流す事は望まない」と演説するなど、ハマスの中では穏健派とされる。
ビルザイト大学
ベツレヘム大学とともにパレスチナ(=西岸地区)の2大大学。比較的リベラルとされているが、2015年の生徒自治会選挙ではハマス系が圧勝するなど過激化が進んでいる。
武器密輸トンネル
ハマス政府やイスラム過激派によって建設されたガザ・イスラエル間のトンネル。2005年のガザ撤退以降に急増し、約60本ほどが通っており密輸の他にテロリストの密入国などに利用されている。2014年のガザ作戦(不動の絶壁作戦)ではUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)からの資材がトンネル建設に転用されていた事なども発覚した。
マシャール
2004年にハマス指導者になった。ハマスの政治部担当でシリア、ダマスカスに1999年から住んでいたが2012年シリアでの反乱を機にカタールへ。
ヤシン
Yassin ハマス霊的指導者。イスラエルに拘束されていたが、捕虜交換で釈放された。ガザに在住し、ユダヤ人殲滅を叫ぶ扇動を繰り返していたが、2004年3月にイスラエルに殺害された。

【年表】

1987年 イスラム過激派組織「ハマス」が結成される。

1992年 ハマスがイスラエル国境警備隊員を誘拐・殺害(12・15)イスラエルは報復として400人以上のパレスチナ人を南レバノンヘ追放(12・17)

1996年 エルサレムとテルアビブの市街地で連続自爆テロがあり、計60人が死亡。いずれもハマスが犯行声明を出した。(2〜3月)

1997年 エルサレムで連続爆弾テロがあり犯人を含む8人が死亡、200人近くが負傷した。ハマスが犯行声明(8・4)

1997年 モサド工作員がヨルダンでハマス幹部暗殺に失敗しヨルダン政府に拘束された。イスラエルは工作員の身柄と交換するためハマスの霊的指導者ヤシン師らパレスチナ人政治犯20人を釈放。(10月)

1997年 イスラム過激派「ハマス」が創立10周年集会(12月)

1998年 ハマス幹部が爆死。イスラエルの暗殺だとハマスが報復を宣言(3月)

1998年 国防軍がイスラム過激派「ハマス」幹部2名を射殺。(9・11)

2002年 ガザ地区に住むハマス軍責任者サラ・シェハデがイスラエル軍により暗殺される。(7.22)

2008年 ハマスは停戦を破棄し毎日数十発のロケット砲撃を行なったため、イスラエルがガザ攻撃を本格的に開始しガザ戦争が勃発。約3週間戦闘が続いた。(12.27)

2009年 イスラエルが一方的休戦を宣言、ハマスは迫撃砲による攻撃をその後も1日弱続けたがその後ハマスも休戦を宣言し、ガザ戦争が終結する。(1.18)

2010年 ハマスによるイスラエル民間人に対する襲撃事件が続発。(8〜9月)

2011年 イスラエル・ハマス間の大規模な人質交換が行われる。イスラエル側はギルアド・シャリート兵士と引き換えに1027人のパレスチナ人囚人を解放した。(10.18)

2012年 ガザのハマスとイスラエルの間で緊張が高まり大規模な交戦が5日間続く。ガザからは300発以上のロケット弾が撃ち込まれ23人のイスラエル民間人が負傷、イスラエル軍も報復としてハマス関連施設の空爆を行い民間人5人を含む23人が死亡した。(3月)

2012年 ハマスの政治部トップ、ハーリド・マシャールがハマス結成25周年の式典に出席するため初めてガザ地区を訪問。数十万人の民衆の前で、イスラエルと妥協はせずイスラエルの地にイスラム教国設立を目指すと演説をした。(12.8)

2014年 イスラエル・ハマス間で休戦協定が結ばれ、戦争が集結。パレスチナ側の死者2200人、イスラエル側は72人の死者を出した。(8.26)




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