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ネタニヤフ
(ベンヤミン・ネタニヤフ) Netanyahu 現イスラエル首相。1996〜1999年が第1期目で、2009年から第2期としてのネタニヤフ政権が続いている。2018年まで首相を務めれば、初代首相のベン・グリオンを抜き在任期間最長となる。
シャルム合意
(シャーム合意) 1999年9月にエジプトでなされた合意。バラク首相とアラファト議長、オルブライト国務長官、ムバラク大統領らがが出席して調印式が行われた。ネタニヤフ政権下で全く進展しなかったワイ合意を実施するための合意で「新ワイ合意」とも言われる。3回に分けて撤退を行うことなどが決まった。ピース・ナウ
イスラエルにある左翼系の平和団体で、左翼政党が中心になって1974年のナセル・エジプト大統領のイスラエル訪問を機に設立された。海外政府から多額の支援を受けている。ネタニヤフ政権は海外からの支援に制限や高い関税をかけようとしたが、欧米の圧力を受けて断念した。ペレス
(シモン・ペレス) Shimon Peres ラビン政権時に外相を務めオスロ合意に尽力、首相暗殺事件後はしばらく臨時首相だったが、リクードのネタニヤフ現大統領に破れた(第1次ネタニヤフ政権)。2001〜2002年までシャロン政権内で外相。2007年から7年間は大統領職に就いた。リーバーマン
Liberman 20歳の時ソビエト(現モルドバ)からイスラエルに帰還。1999年に 極右政党「イスラエル我が家」を創立させ自らは以降党首を務めている。2009年のネタニヤフ政権で外相に就任し、今回のネタニヤフ政権では当初は連立入りしていなかったが、2016年5月に再び外相に就任し連立入りを決めた。過激な反アラブ発言で知られる。ワイ合意
Wye Agreement (ワイエ合意)1998年12月に米国でなされた合意。ネタニヤフ首相、アラファト議長に加えて病気で余命いくばくも無かったヨルダンのフセイン国王も参加し、撤退などについて合意がなされた。
【年表】
1996年 イスラエル総選挙でリクードのネタニヤフが首相に当選、議会では宗教政党が躍進(5・29)
1996年 アラファト議長とネタニヤフ首相がワシントンで会談。クリントン大統領とヨルダンのフセイン国王が仲介に当たった(10・1〜2)
1997年 米国オルブライト米国務長官が中東を歴訪。ネタニヤフ首相、アラファト議長とそれぞれ会談。和平に向けての取り組みを要請(9月)
1998年 クリントン米大統領はネタニヤフ首相、アラファト議長とそれぞれ会談。オスロ2にもとづく撤退実施が焦点となったが、大統領提案の12〜13%に対しネタニヤフ首相は9.5%以下、パレスチナ側は約3割以上を求めたため決裂(1月下旬)
1998年 ビル・クリントンの仲介によりネタニヤフ首相とアラファト議長との間で、ワイ合意が締結。(10.23)
2005年 ガザ地区からの撤退計画に抗議し、ベニヤミン・ネタニヤフが財務相を辞任。(8.7)
2009年 27議席を獲得し第2党となったリクード党のべニヤミン・ネタニヤフ党首が首相に就任。(3.31)
2009年 ネタニヤフ首相がバル・イラン大学で演説しパレスチナ国家を認め2国共存について初めて言及。(6.14)
2012年 超正統派の若者に兵役を義務付けるための特別委員会の閉会をネタニヤフ首相が決定し、この結果を受けカディマが連立政権を脱退する。(7.17)
2013年 総選挙が行われ、ネタニヤフ首相(リクード)とリーベルマン(イスラエル我が家)の統一リストが31議席を確保。またこの選挙では人気ニュースキャスターだったヤイル・ラピドが政界に転身して設立した有未来党が19議席をいきなり獲得、第2党となった。(1.22)
2015年 総選挙が行われ、ネタニヤフ首相率いるリクードが30議席を獲得。労働党はツィッピ・リブニ率いるハツナ党と組み、事前の予想では優勢だったが24議席と伸び悩み、敗北した。(3.17)
2016年 イスラエルの入植を非難する国連安保理決議が成立。アメリカが拒否権を行使しなかったためネタニヤフ首相は「恥ずべき決議」だとし、国連との関係を見直す考えを表明。トランプ次期大統領も「和平の実現が遠のいた」と非難した。(12.23)
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