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イスラエルメールマガジン　最新号

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2022年5月11日（水）
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＊ラアム党は昨日、運営委員会で政権残留の可否を検討したが結論に至らず。アッバス党首は今朝、方針を発表すると説明。野党は国会解散法案を提出しており、ラアム党が賛成すれば政権に大打撃。(P,H,Y)

＊第二次大戦の戦勝記念日は、欧州では８日、ロシアでは９日に祝われるが、イスラエルは国会の祝典を１０日に開催。ロシア大使も列席したが、議員らがロシアのウクライナ侵攻を非難したため退席。(P)

＊イスラム教当局が神殿の丘の警備員を増員することに、バルレヴ公安相が同意したと報じられていたが、ベネット首相はそれを否定。(H)

＊ヨルダンのサファディ外相が、神殿の丘は占領されたパレスチナの領内にあり、イスラエルには主権は無いと、地元メディアで発言。(Y)

＊イスラエルのバス会社エゲッドバスのウェブサイトが、イラン系ハッカーの攻撃を受けて一時閉鎖に。同社系列会社のサイトも被害。(P)

＊テロ犯家族の労働許可をはく奪する制度が、３月の安全保障閣議で拡大強化されたため、１１００人の入国・労働許可が剥奪された。(H)

＊障害を負った国防軍退役軍人がエルサレムで焼身自殺を試みたが救助され治療中。障害を負った軍人のケアが不十分なことに抗議か。(P)

＊「ネタニヤフ一族」という歴史小説風の風刺小説が今年のピュリツァー賞のフィクション賞を受賞。辛辣で、表現が巧みだと評価。(P)

＊ベングリオン空港を出発するトルコ行きの便内で、乗客がスマホの近接通信機能で飛行機事故の画像を配布。離陸が中止された。(P,H,Y)

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2022年5月12日（木）
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＊アルジャジーラの人気女性記者であるアクレ氏がジェニンで国防軍の活動の取材中に頭部に銃弾を受け死亡。パレスチナか国防軍か、どちらが撃った銃弾が命中したか不明で、国防軍は調査を開始。(P,H,Y)

＊国防軍はアクレ氏がパレスチナ側による銃撃で死亡した可能性が高いと判断。アクレ氏は米国籍を持つため、現時点での調査結果を米国と、アルジャジーラの拠点であるカタールに提供すると発表した。(H)

＊アクレ氏が死亡した事件を受け、パレスチナのアッバス議長と、アラブ諸国の指導者らがイスラエル国防軍に全責任があると非難。(P)

＊昨日ラアム党のアッバス党首は、神殿の丘での騒乱を巡って凍結されていた、ベネット政権との協力停止を解除すると発表。これを受け、野党陣営は成立の見込みが無くなった国会解散法案を撤回。(P,Y)

＊国連人権理事会が、理事国からロシアを追放しチェコ共和国を選任。チェコは以前からイスラエルを強く支持する立場を取ってきた。(P)

＊ルフトハンザ航空が先週、米からハンガリーに向かう便で、ユダヤ教超正統派の乗客の一部がマスク着用を拒否したため、超正統派全員の搭乗を拒否。後に着用拒否の乗客のみ拒否すべきだったと謝罪。(Y)

＊西岸地区と東エルサレムで、イスラエル治安部隊とパレスチナ人の銃撃戦が発生。東エルサレムのイサウィヤでも警察に向け火炎瓶攻撃があり、シュアファット難民キャンプでは銃撃戦。負傷者は無し。(P)

＊イスラエルがイランの民間船舶を頻繁に攻撃していると米紙が報じたため、情報漏れの容疑で１２００人の国防軍兵士らを事情聴取。民間団体が政府に調査を要求したが、検察庁は捜査を行わない方針。(P)

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2022年5月13日（金）
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＊国防軍はアクレ氏が銃撃される場面の動画を公開。パレスチナ側が撃ったようにも見えるが、そうでないとの見方も。国防軍は、彼女が銃撃戦に巻き込まれたが、誰が撃ったのかは不明だとしている。(H)

＊パレスチナ自治政府は、アルジャジーラ記者のアクレ氏が銃撃で死亡した事件について、銃弾の検証も共同捜査も拒否。アッバス議長は「犯罪者を罰する」ために国際刑事裁判所に訴えると主張した。(P,Y)

＊エクアドルのラッソ大統領と百人の代表団がイスラエルを訪問。ベネット首相らと会談、エルサレムに事務所を開設した。エクアドルは国連でもイスラエルを支持しており、今後も様々な分野で協力へ。(H)

＊連立政権は現在、過半数を割っているため、ラアム党以外のアラブ政党、ジョイントリストとの協力も必要になり、妥協を迫られている。この状況に、右派ヤミナ党と新希望党の議員からは不満の声も。(P)

＊米財務省は、シリア北部のアサド政権が支配していない地域での外国企業の活動を容認する方針。アサド政権への制裁は今後も継続するが、ＩＳと戦っている勢力を支援し、ＩＳを弱体化するのが狙い。(P,Y)

＊ユーロビジョン歌謡コンテストで、イスラエル代表が予選敗退。イスラエルは強豪国で、決勝に進出できなかったのは８年ぶり。(P,Y)

＊エルアドでのテロ事件を支援した疑いのある２人を治安部隊が逮捕。捜査範囲は西岸地区の広範囲に及び、９人が逮捕されている。(P)

＊国防軍が４週間の大規模軍事訓練「炎の戦車」の第１週目を終了。南北の複数の戦線で同時に攻撃を受けた場合を想定して訓練中。(P)

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