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1999年10月6日(水)
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ネゲブにカジノを建設する案が浮上しており、バラク首相とショハト蔵相が賛成の意向。一方、セファラディチーフラビ、バクシ・ドロン師らは、モラルの退廃だと反対の声明を発表。(H,P)

*国会のカフェテリアで、肉料理に使用された鍋が誤って牛乳料理に使われたことが検査で発覚し、全部の皿を割り食品を破棄する騒ぎが起こった。あまりに厳格な検査官の対応に、非コーシャーのカフェテリアを作ればどうかとの意見書を13人の議員が提出した。(H)

*安全通路問題の合意を受け、昨日午後、エルサレムで調印式が行なわれた。質疑応答では、安全通路でのひき逃げ事故の取り締まりはどちらが担当するか、などの質問が出たが、交渉担当者はその種の合意はこれからだと語ったという。開通は来週の予定。(個人メール)

ナザレの受胎告知教会の近くに回教徒がモスク建設を主張しているため、法王庁特使としてイスラエルに来ているサンビ師が政府の対応を非難した。クリスマスエルサレムの教会を閉鎖する恐れもあり、法皇のエルサレム訪問も中止になる可能性が出ている。この問題は4月に一旦収まっていたが、再燃したもの。(H)

*ベネトン社が入植地に工場を建設しようとしているとして、アラブリーグが同社製品のボイコットを打ち出し。イスラエルの左翼も同社の行動は真の平和を阻害するものだとして同調の構え。(I)

*ガリラヤでのミクベ(儀式沐浴場)建設の動きに対し、正統派の増加により、世俗的環境が損なわれるとして住民投票が行われた。結果は反対派が勝ったため、建設派は裁判所に提訴へ。(I)

メシアニック実行委員会(MAC)によれば、最近のニュース報道ではメシアニックもユダヤ教の一派としての扱いを受けるようになってきているという。しかし、複数の会衆への妨害行動も同時に報告されている。(メシアニック実行委員会からのニュースレター)

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1999年10月7日(木)
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*昨年11月にシャロン外相が「急いで丘を占拠せよ」と発言して以来、多くの違法建築や違法入植が行なわれて来た事に対し「見直し」をすると、首相が発言した。同時に、パレスチナ側にもイスラエル非難を抑えるように要請。(P)

*金曜日までに釈放されることになっている150人のパレスチナ人政治犯の内訳の変更が閣議決定された。オスロ合意以後にテロ等の犯罪を犯したハマスジハードのメンバーが含まれるというもので「約束どおり150人を釈放するのだから、内訳は関係無い」とレビ外相は語っている。具体的な釈放名簿については交渉が続行中。(P)

*オーストリアで極右民族主義政党の自由党が政権に含まれる可能性があるため、もし同党が政権に含まれるなら国交を見直すとレビ外相が警告した。(P)

*米国で、ホロコースト強制労働者補償交渉が開始された。生存者が辛辣な反独広告キャンペーンをする中、交渉は波乱の幕開け。情報によればドイツ側は38億ドル(5千億円)で全訴訟を決着させる構えだが、生存者側はその8倍近い額を求めていると言われ、妥結は困難を極めるもよう。(P)

*イスラエル切手局はフセイン国王の肖像切手を来年2月の死後1周年に合わせて発行する。アラブ指導者の図柄切手は今回が初めて。(P)

パレスチナ自治区内の自動車の80%が盗難など違法入手されたものであると、警察担当者が国会で証言。一日に盗まれる90台の自動車の大半は自治区で即時解体され、部品が転売されているため、自動車部品の取引きを暫時禁止するなど強力な対策が必要だという。(I)

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1999年10月8日(金)
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ナザレの受胎告知教会横に建設が計画されているモスクを縮小する妥協案が受け入れ可能だと、回教徒側が発言した。(P)

*心臓発作で倒れたシリアのシャラ外相は、先週突然、ホワイトハウスに招かれ、仮定の話としてゴラン高原の全面返還などを骨子とする和平案を大統領から提示され、その場で断っていたことが判明。(P)

*イラクのフセイン大統領が、スカッド被害の補償を行い、イスラエルとの平和条約を締結する提案を、アブドラ国王を通じて行う予定だとアラブ系ニュースが報道。(P)

*150人の政治犯釈放はリストの調整がつかないため延期。(P)

*オーストリアの新政権に極右政党が参加するなら国交を見直すとしたレビ外相発言にオーストリア政府と極右自由党が反発。(P)

改革派に補助金70万シケル(1750万円)を支給せよとの高裁判決。宗教省が改革派に対して差別的扱いをしたとの理由で差額の支給命令が出された。(P)


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