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2020年　6月21日（日）
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＊イスラエルが７月１日から入植地併合のプロセスを始める構えであるため、６月２４日に国連安保理で検討することに。双方が意見を発表できる。ダノン国連大使は、交渉を拒否するパレスチナを批判。(P)

＊週末にコロナ感染者が６３５人増え、今までの累計は２０６３３人に。死者は累計で３０５人。新規感染者は１日７％の増加率。(H,Y)

＊イスラエルで感染者数が増大している事を受け、６月上旬で停止されていたシンベトによる感染者の行動追跡の再開も首相は検討。(H)

＊国防軍のコロナ対策部門が、イスラエルは第二波に直面しており、現状では一日千人が感染し、夏には数百人が死亡すると警告。(P,H,Y)

＊パレスチナ自治区でもコロナ感染が急拡大の兆候。西岸地区の感染者は週末に１８７人も増えて８１０人に。ガザは７２人のまま。(H,Y)

＊トルコがリビアのＧＮＡを軍事支援しているため、エジプトのシシ大統領がエジプト軍に作戦の準備を命令。エジプトは、ロシア、アラブ首長国連邦と連携してＧＮＡに対抗する勢力ＬＮＡを支援中。(P,Y)

＊米民主党の親イスラエルの３人の議員が連名で、イスラエルによる入植地併合に反対する声明を発表。両国の関係が悪化すると警告。(H)

＊１８日に行方不明になっていた国防軍のフィシュラー軍曹が、昨日遺体で発見された。数百人の兵士や警察が捜索に当っていた。(P,Y)

＊国会の委員会が、２１歳以上に大麻を合法化する法案を承認。「多くの市民と、医療用大麻を必要とする患者に朗報」と提案者は語る。(P)

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2020年　6月22日（月）
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＊昨日のコロナ新規感染者は９２人で、累積は２０７７８人に。エデルステイン保健相は、シンベトの感染者追跡を容認すると発言。(H,Y)

＊今日、コロナ対策の閣議を開催へ。違反者への罰金の引き上げ、兵士の休暇の差止め、基地からの外出を制限するなどの措置を検討。(Y)

＊保健省次官が、都市封鎖はまだ必要ないと発言。ネタニヤフ首相は、市民が感染防止の義務を守らないなら再封鎖になると警告。(P,H,Y)

＊ファタハ幹部のラジョウブ氏は、イスラエルによる入植地併合は米政権の支持がある以上、阻止できないとの見方を表明。民衆による平和的な抗議デモを行いつつ、国連やＥＵに影響を与えて行く考え。(P)

＊超正統派ハシディズムの創始者の孫弟子であるイツハク師（１７４０−１８０９）の墓をウクライナで発見。ホロコースト直前に地元のユダヤ人らが隠して以来、８０年間も場所が不明になっていた。(P)

＊米トランプ政権の中枢にいたボルトン氏が政権内幕の暴露本を出版へ。イランの核開発に関して米国が入手していた機密情報も掲載されている。イランが軍事目的で核開発を行っていることが明らかに。(P)

＊モロッコ政府がイスラエルのスパイ企業ＮＳＯ社のツールを使って人気ジャーナリストの行動を追跡していたと、国際人権団体アムネスティが主張。ＮＳＯ社は、国際ガイドラインを守っていると説明。(H)

＊イランのチーフラビ、ゲラミ師にインタビュー。今年１月に米に暗殺された軍幹部のソレイマニを称賛。イスラエルはユダヤ教の教えとは何の関係もなく建国された国家で、関心は無いなどと語った。(P)

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2020年　6月23日（火）
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＊コロナ感染者は２３０人増えて累計２１００８人に。パレスチナ自治区も西岸地区で感染者が急増し１１２４人に。ガザは不変。(H,Y)

＊イスラエルの入植地併合について、トランプ米大統領が２３日に判断へ。イスラエル駐在のフリードマン米大使が米国に飛び、ベルコウィッツ特使、ポンペオ国務長官らを交えて話し合いを行う予定。(P,Y)

＊国連人権理事会がイスラエルの入植地併合計画を非難。ＰＬＯの国連大使は「イスラエルと米国が目指していることは違法」と主張。(P)

＊数千人のパレスチナ人がエリコに集まり、イスラエルによる入植地併合に反対する抗議集会。シュタイエ首相、ムラデノフ国連特使、アラブ諸国、ＥＵ、中国、ロシア、ヨルダンの外交官らも参加した。(H)

＊イランが少数派のバハイ教徒への迫害を強めていると、バハイ教メディアが報道。信徒が逮捕され、禁固刑などを受けているという。(P)

＊サウジアラビアの首都リヤド付近で爆発音。イエメンのフーシ派がドローンまたはミサイルで攻撃を行ったものと見られている。(P,H)

＊７月末から８月初めに予定されていたメッカ大巡礼を、コロナ禍のため縮小すると、サウジアラビア政府が発表。自国民について、限られた人数のみ巡礼を認める。外国人の入国禁止は近代で初めて。(P,H)

＊保健省は、マスク不着用者への罰金を２００シケルから５００シケルに値上げ。また、感染拡大地区に絞って行動制限も検討する。(Y)

＊超正統派の指導者らが、コロナ第二波の拡大を抑えるためシナゴグの閉鎖命令を出すよう政府に要請。ラビは「夏に屋外で祈るのは快適なことではないが、葬儀に出るよりはましだ」等と話している。(Y)

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