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2020年 12月30日(水)
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*新党立ち上げを宣言していたテルアビブ市のフルダイ市長は記者会見を開き党名を「イスラエル人党」にすると発表。ニッセンコルン法相が党の副代表になる。市民感覚の中道左派の政策を掲げる。(P,H,Y)

*青白党のガンツ氏は政界から引退するとの観測が流れていたが、党首を続投すると記者会見で発表。同党の他の幹部は離党の動き。(P,H)

*コロナ治療中人数は38656人、累積の死者数は3256人。自治区での累積死者数は西岸地区で1120人、ガザで340人。(H)

*帰国市民は政府施設での隔離でなく自宅隔離を行い9日後に再検査をする方針に変更。イスラエルで人気番組を制作する芸能プロダクションで陽性者が出て、濃厚接触者20人が自宅隔離となった。(H,Y)

エルサレムの病院で50万人目のワクチン接種が行われたと保健省が発表。ネタニヤフ首相は「イスラエルはワクチン接種の世界チャンピオンだ」と称賛。しかし、アラブ人共同体での接種率は低い。(P,H)

*コロナ感染はアラブ人地区と超正統派地区で特に拡大しているが、これらの地域でワクチン接種が進んでいないと保健省は懸念。接種はテルアビブエルサレムハイファなど大都市に集中している。(Y)

ガザハマスイスラム聖戦などの武装組織がドローンやロケット砲などを使った共同軍事演習。「我々は正規軍と同等であることを証明した。我々はパレスチナ解放国軍と呼ばれるだろう」と発表。(P)

*イスラエルの企業は、イラン系ハッカー集団の攻撃を受け続けている。同集団は80社の顧客情報を盗んだと主張して、一部を公開。(H)

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2020年 12月31日(木)
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*都市封鎖の開始後約1週間が経過したが新規感染は減少せず。対策責任者のアシュ氏は地方指導者との会合で効果を疑問視する発言。行動規制を政府が承認せず、個人的な自制に依存しているため。(P,H,Y)

*コロナ治療中人数は40929人、自治区は西岸地区で12972人、ガザでは10729人。コロナ対策閣議で、感染が少ない地域の教育機関の再開を承認。シンベトによる感染者追跡は続ける方針。(H)

*エイゼンコット元総参謀長は、3月の総選挙には出馬できないと各党に意志表示。退役後に政界入りするまで「クーリングオフ」の期間が必要だが、その期間がまだ経過していないと、理由を説明。(P,H)

*新希望党のサアル党首がユダヤ人とアラブ人が住むロッドを訪問し、アラブ人社会に蔓延する暴力への対応策を提示。武器の回収、違法武器所有の罰則導入、犯罪組織の取締り強化などで安全を維持。(P)

*2つのTV局による世論調査にもとづく総選挙の議席予想では、リクード党が28前後、新希望党は17、青白党はわすか4〜5。(H)

*29日にワクチン接種を受けた88歳の男性が翌日死亡。彼は重症の基礎疾患があり、接種との関係は不明だと保健省のレヴィ次官。(P)

*米国のアクチュラス・セラピューティクス社開発のワクチンの試験結果が期待外れだったため、株価が下落。イスラエルは同社のワクチン4百万人分を7月に購入しており、優先配分される契約だった。(P)

*経済関連の政府要職にいたエコノミストのゼレカ教授が、新党「経済党」を結成すると発表。財務相になり経済再建を目指すと意欲。(H)

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2021年 1月1日(金)
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*元スパイとして米国で服役していたポラード氏と妻が昨日イスラエルに帰国、空港でネタニヤフ首相の出迎えを受けた。ポラード氏はイスラエル市民として生活する事になり、年金が支払われるという。(P)

*新患者数が1日で6678人となり治療中人数は43615人に。政府はワクチン接種を加速し、1月中旬までに60歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人など約230万人への接種を終わらせる予定。(H)

*政府は、約400人の空港職員にワクチンを接種すると発表。これは保健省が決めた順序から外れるが、毎日数万人と接触するため。(Y)

*ワクチン接種は進むが、感染も拡大。保健省のレヴィ次官は、1回目の接種後効果が出るのに約5週間はかかるため、都市封鎖の期間がワクチン接種によって短くなることは期待できないと説明した。(P)

*エデルステイン保健相は1月10日から2月1日まで新規の人へのワクチン接種を休止すると発表。1回接種者への2回目を優先。(Y)

*イスラエルがガザを違法占領しているとの国際刑事裁判所の検察側主張への反論を、イスラエルの国際法専門官2人が雑誌に掲載。(P)

入植地問題省は、西岸地区の地区委員会にドローン購入予算を割り当てると発表。パレスチナ人の違法住宅建設の監視に使うため。(H,P)

*中央統計局が、年末の人口は929万人だと発表。昨年1〜11月の死者数は44154人、うちコロナによる死者は3314人。(Y)

*顔の損傷で眼窩部分が骨折し、物が二重に見えるという障害を負ったガリラヤ出身の男性に、最新の3D技術を使った手術を実施。(P)


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