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2021年　5月12日（水）
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＊ガザからのロケット攻撃は計８００発を超え、イスラエルで死者３人。ガザ側は短時間に長射程のロケットを多数発射する戦略を成功させ、イスラエル中部にも被害。ベングリオン空港は閉鎖された。(P,H,Y)

＊国防軍はガザのハマス施設に反撃。ビルが倒壊するなどして子供を含む３０人が死亡し２００人が負傷したとハマスは発表した。(H,P)

＊イスラエル各地でアラブ人とユダヤ人との間で衝突が発生。発端となったロッドでは、最初はアラブ人が暴動を起こしシナゴグなどが破壊されたが、ユダヤ人がアラブ人を襲撃し殺害する事件も発生。(H,Y)

＊国防軍はガザのハマスとイスラム聖戦の幹部を空爆で殺害。両勢力とも幹部が死亡したことを認め、ロケット砲撃の継続を宣言。(H,P)

＊エジプト政府は、イスラエルとハマスに働きかけ、停戦合意の成立を目指しているが、双方ともに停戦を拒否、戦闘継続を宣言。(P,Y)

＊イスラエルと和平合意を行ったアラブ・イスラム諸国の指導者らは、神殿の丘で暴動を起こしたパレスチナ人に対するイスラエルの取締りを非難。しかし、ガザのテロ組織との戦争には言及せず。(P,H)

＊米国のピュー研究所が一昨年から昨年に米国のユダヤ人に行った調査で、ユダヤの血統維持を重視するのは約３分の１だけ。しかし、米国のユダヤ教正統派は例外で、ユダヤ性を守る意識が強かった。(P,H)

＊米国ＦＤＡが１２〜１５歳へのファイザー社のワクチン接種を承認すれば、イスラエルでも接種を行うと保健省が発表。しかし、ウイルス感染率が激減する中、保護者が子供への接種を嫌がる懸念も。(H)

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2021年　5月13日（木）
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＊安全保障閣議で、ガザへの報復攻撃を強化する国防軍のコハビ参謀長の案を承認。首相は、現時点での停戦は受入れないと発表。(P,H,Y)

＊昨日は兵士１人と５歳の男児がガザからの攻撃で死亡し、イスラエル側の死者は６人。ガザからのロケット弾は計１２００発に。一方ガザでは国防軍の攻撃で５６人が死亡したとハマスは発表した。(P,H,Y)

＊ガザとの戦闘激化で、ユダヤ人とアラブ人の衝突も全国に飛び火。警察の支援で双方の住民が一緒に避難した地域も。火元となったロッド市では、５００人の治安部隊が派遣され夜間外出禁止令。(H,P,Y)

＊セファルディ系チーフラビのヨセフ師は「人々やその所有物に害を加えてはならない」と訴えて暴力の停止を呼びかけ。一方、アラブ系ラアム党のアッバス党首も、暴力中止をアラブ人に呼びかけ。(P,Y,H)

＊バイデン米大統領は、ガザとの紛争の早期収拾を望むと語ったが、イスラエルには防衛権があるとも指摘。ブリンケン国務長官はネタニヤフ首相と電話会談、国務省の副次官を中東に派遣すると発表。(H,Y)

＊米国ニューヨークのイスラエル領事館前で、親パレスチナと親イスラエルのデモ隊が衝突し、警察が両勢力を引き離す騒ぎが発生。(Y)

＊ベルリン市の諜報局は、ハマス、ムスリム同胞団などイスラム武装勢力のメンバーが同市に２千人以上おり、増加していると報告。(P)

＊トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談し、ガザとエルサレムの紛争について対応を協議。トルコは、イスラエルの行為を非難するようにと、国際社会に働きかけを強めている。(P)

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2021年　5月14日（金）
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＊イスラエル南部と中部に、ガザから数百発のロケット攻撃が続き、累計で１６００発に。うち３分の１はガザ内に着弾し被害が発生。イスラエル側の死者は７人、負傷者は約４００人に達している。(P,H,Y)

＊国防軍は空爆と地上攻撃を行い、ガザのハマス施設、約７００ヶ所を攻撃。１０人のハマス司令官を含む６０人の戦闘員を殺害したと発表。ハマスは１０３人の市民が死亡、５８０人が負傷したと発表。(P,H)

＊３発のロケットがレバノン南部からイスラエルに向けて発射されたが、いずれも海上に落下。ツロ南部のパレスチナ系テロ組織が発射したが、治安部隊により逮捕されたとレバノンのメディアが報じた。(P,H,Y)

＊アラブ人地区の暴動激化で、有未来党のラピド氏が目指していた反ネタニヤフ中道政権構築は空中分解の様相。右派のベネット氏は、アラブ系政党を含む連立政権では暴動に対応不能だと語った。(P,H,Y)

＊国際刑事裁判所（ＩＣＣ）でイスラエルの戦争犯罪を調査することを決めたベンソウダ検事は今月末で任期切れとなり退任へ。ガザで進んでいる今回の武力衝突についても推移に注目していると語った。(Y)

＊国連安保理は今日の開催を目指していたが、米の反対で日曜日に開催へ。イスラエルとパレスチナの紛争について公開討議を行う。(H)

＊リブリン大統領は、１９５６年に国境警察により４９人のアラブ系住人が殺害された事を悼むためカセム村に行き、追悼式に参列。(P)

＊全国の医療従事者が、アラブ人とユダヤ人が政治的な違いを乗り越え共に仕事に取り組んでいると証言し、平和共存を呼び掛けた。(P)

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