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2014年　7月6日（日）
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＊誘拐後殺害されたパレスチナ人少年は、生きたまま焼かれた可能性が高いことが判明。解剖にはパレスチナ人医師も立ち合った。(Y,P,H)

＊東エルサレムではパレスチナ人らのデモが暴動化し、警察と衝突。多数の負傷者が出た。暴動は各地のアラブ人地区にも飛び火。(P,Y,H)

＊ガザ地区からのロケット砲撃は続き、アシケロン近くにも到達。アイアンドームが迎撃し大きな被害は防げている。国防軍は直ちに反撃する方針を転換し、攻撃を控え３個所だけに反撃を行った。(P,Y,H)

＊パレスチナ経済が著しく悪化しているため、ガザ地区と西岸地区の経済的制限を緩和するよう国際通貨基金がイスラエルに要求。(H,P)

＊イラク軍が、故フセイン大統領の故郷アウジャをＩＳ（イスラム国）から奪還したと発表。ＩＳの兵士３０人が死亡。しかし米軍の専門家は、政府軍が領土を回復するのは困難だと分析している。(H)

＊ＩＳがヨルダン国境に迫っているため「ヨルダンが助けを必要とするなら支援する」と、イスラエルのスタイニツ戦略相が発言。(H)

＊「カリフ」を自称するＩＳの指導者が、モスクで説教をする様子だとするビデオが公開。イラク政府は、ビデオは別人だと断定。(P,H)

＊テルアビブ市が定めた安息日営業を許可する条例をサアル内相が無効としたが、同市の食品店の多くが安息日も閉店せず。市は開店中の店を巡回し罰金を科した。市民は内相の決定に反発している。(Y)

＊ネゲブに住む約７万５千人のベドウィン人は、水道が無いか、質の悪い水に高価な代金を払わされていると、市民団体が指摘。(H)

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2014年　7月7日（月）
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＊パレスチナ人少年を誘拐・殺害した容疑で６人の極右ユダヤ人が逮捕された。ネタニヤフ首相は犯人らを非難し「ユダヤ人テロリストもパレスチナ人テロリストと同様に裁かれるべきだ」と発言。(Y,P,H)

＊イスラエル我が家の党首、リーバーマン外相が、リクード党との統一会派を解消すると発表。ハマス対策をめぐる首相との意見不一致が原因か。連立政権には残る方針で、ネタニヤフ政権は安泰。(P,H)

＊少年の誘拐殺害事件のあと、パレスチナ人とイスラエル警察の衝突が継続中。殺されたパレスチナ人少年の従兄弟で米国籍の少年が、警察に暴行を受ける場面だとされる映像が公開され大問題に。(Y,P,H)

＊トルコのエルドアン首相が出席したパーティーで、銃を持った男性が首相に近づき逮捕された。同種の事件はこの１ヶ月で２度目。(H)

＊イスラエル産の天然ガスを英国の会社経由でエジプトが購入する交渉が進行中。「何の問題もない」とエジプトの燃料相は発言。(H)

＊高等教育を受けたイスラエル人の５％、理系の博士号保持者の１５％以上が海外在住だと、中央統計局。頭脳流出の傾向が顕著。(H)

＊シリアのイスラム過激派指導者が演説する映像で、机上に「ハローキティ」のノートがあると話題に。置かれた理由は不明。(P)

＊日本の茂木経産相が代表団と共にイスラエルを訪問し、セキュリティなどの分野で共同開発を進める合意に調印。イスラエル側のベネット産業相は、東アジアとの経済関係の強化を目指すと語った。(P)

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2014年　7月8日（火）
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＊ガザから昨日だけで８５発のロケット砲攻撃。しかしアイアンドームが迎撃したため死傷者は無し。度重なる警報で市民生活には大きな影響。国防軍は昨夜、ガザの複数地点に空爆を行った。(H,Y,P)

＊政府は臨時閣議でハマスのロケット砲撃への対応を検討。今すぐ大規模な作戦はしないが、作戦の準備を進めることになった。国防軍はガザ周辺に部隊を展開し、約１５００人の予備役を召集へ。(H,Y,P)

＊今回のイスラエル南部に対するロケット砲撃では、ハマス自ら犯行声明を発表。従来はイスラエルとの直接対決を避けるため他の組織の犯行だと主張していたが、今回は全面戦争にするのが狙いか。(H)

＊アラブ人の暴動が各地で続く中、アラブ人とユダヤ人の両方の住民を持つ自治体が平静を呼び掛け。リブニ法相はアラブ系市民の指導者と緊急会談し、人々を扇動するような発言を控えるよう要請。(H,P)

＊誘拐・殺害されたパレスチナ人少年の父親にネタニヤフ首相が電話で謝罪。左派議員らは少年宅を弔問に訪れている。ペレス大統領も弔問の意向を示しているが、治安部隊が延期を要請した。(H,Y,P)

＊イランの最高指導者ハメネイ師が、ホメイニ師没後２５年の集会で「イスラエルと米国は脅すだけで、実は何もできない」と演説。(H,Y)

＊イラク内でクルド人が独立国家を作れば、ＩＳ（イスラム国）が勢いづき、中東が不安定化するとエジプトのシシ大統領が発言。(P,H)

＊先月の少年誘拐事件の発生以降、インターネットのＳＮＳで「殺された」「救出された」など、事実無根の噂が多発していたため、警察が「公式サイト以外の情報を信じないで」と、異例の呼び掛け。(P)

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