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2016年 5月22日(日)
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イスラエル我が家党の連立政権入りに向けた交渉は大詰め。順調に行けば今日にも新政権が成立するもよう。中道左派との連立を中止して、極右政党に乗り換えたネタニヤフ首相を批判する声も。(H,Y,P)

*テロ犯のパレスチナ人2人の遺体を自治政府に返還。1人は米国人観光客を殺害、もう1人はイスラエル人をナイフで襲った。(P,H)

*エジプトと湾岸諸国など、スンニ派のアラブ諸国が、第三国を経由してイスラエルにアラブ和平案の修正を提案しているとの報道。アラブ和平案は、2002年にサウジアラビアが提案したもの。(P)

*フランスの外相に続き、ヴァルス首相も昨夜イスラエルに到着。滞在予定は3日間で、ネタニヤフ首相と和平について会談するほか、西岸地区も訪問して、自治政府アッバス議長と会談する予定。(P)

エルサレム経由でヨーロッパに密輸される予定の、古代エジプトのミイラの石棺2つが4年前に押収されていたが、エジプトに返還することが決定。今日、返還式典。両国の関係改善に役立つと期待。(Y,P)

シオン連合のヘルツォグ党首が、党首を辞任しないと宣言。連立政権入りに強く反対していたヤヒモビッチ議員など左派議員らを強く批判し「シオン連合には彼らの居場所は無い」と語った。(H)

*エジプトがイスラエルに2011年頃に1年余りガス供給を停止していたため、イスラエル電力社に8億ドル余を賠償することに。(Y)

エルサレム旧市街の「イエス・キリストの墓」とされる聖墳墓教会の修復工事が開始。工事中も礼拝はできるようになっている。(H)

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2016年 5月23日(月)
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*ヤロン国防相が退任。ネタニヤフ首相から国防相を解任されたことで不信感を表明。議員も辞職し、しばらく政界を引退する。(P,Y,H)

*ヤロン氏の議員辞職に伴い、神殿の丘でのユダヤ人の祈祷権を求める右派のギリック氏が議員に。アラブ系議員らは「イスラエルが人種差別の法を持ち国粋主義国家であることの証明だ」と反発。(P,Y,H)

ネタニヤフ首相は閣議で「イスラエルはパレスチナとの和平交渉を願っている。様々な政党が政権に入っている方が、和平交渉がしやすい」と発言。極右政党の参加で和平が停滞するとの見方を否定。(P,H)

*米下院がイスラエルへの6億ドルの軍事支援を承認。うち約10%は短距離ミサイル防衛システムのアイアンドームなどに、約45%は長距離ミサイルを迎撃するアローミサイルなどに使用される。(H)

イスラエル我が家党が要求するテロ犯への死刑導入は、軍事裁判所のみでの適用が提案されているもよう。事実上、ユダヤ人への死刑適用は無いことになる。様々な党派から死刑導入に反対の声も。(H)

*オーストリアの大統領選候補者で極右のホーファー氏が、パレスチナ人の女によるテロを見たと語ったが、嘘だと批判されている。(Y)

*レバノン軍がイスラエルとの境界に監視塔を建設。キブツ国防軍基地の内部も見通せる。住民からは不安の声が出ている。(Y)

*食料品スーパーの外にいた店のアラブ人従業員に、私服で捜査中の警察官らが、集団暴行を加えたとして問題になり警察が調査中。アラブ人従業員は、抵抗する行動はしていなかったと店長は証言。(Y)

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2016年 5月24日(火)
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*夏季国会が昨日から始まり、ネタニヤフ首相はシオン連合のヘルツォグ党首に、政権参加を呼びかけ。しかしヘルツォグ党首は「ドアを閉じた」と首相を批判し、政権に参加することを拒否した。(P,H,Y)

ネタニヤフ政権とイスラエル我が家党の連立交渉は、同党が移民者だけに手厚い対応を求めたため暗礁に。カロン財務相は強く反発。しかし、ネタニヤフ首相は交渉が失敗したとの見方を否定。(P,Y,H)

*トンネル建設への流用を防ぐため、ガザへのセメント搬入が停止されていたが、搬入を再開。流用しないようハマスに警告。(P,H,Y)

*米の左派系ユダヤロビーJストリートが、イラン核合意を支持する見返りに50万ドルを米政権から受け取ったとの報道。核合意は良いと信じて支持しており、買収されてはいないと同団体は反論。(P,H)

ラグ・バオメルの祭に多くの巡礼者が集まるメロン山で、女性に接近したくない超正統派の要求に応じ自治体が男性専用の道を作ったところ、女性団体が公金で作ったものは男女共用にせよと要求。(P)

*英国の大学のホール教授がテルアビブ大学の出した賞の受賞を辞退。反イスラエルのBDS運動の圧力を受けたためと見られる。(P)

*1979年にヒズボラに家を襲われた女性が、外国人記者に体験を語った。夫と他の子は殺され、女性は娘と物陰に隠れたが、娘が騒ぐのを止めようと窒息させてしまい、結局自分だけが生き残った。(Y)

*中部のキブツ、クファル・メナヘムに続く道路で牛乳を積んだトラックが荷崩れを起こし「乳の流れる道路」に。負傷者は無し。(Y)


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