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1999年10月3日(日)
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*安全通路問題は話し合いがつかず、開通は延期となった。関係者によると主な意見の相違点は、誰が通過証を発行するかと、通過中のテロリストをイスラエルが逮捕できるかの2点という。(P,I)

*安全通路のシステムは、どちらかの自治区を出る時に磁気カードの番号が記録され、相対する自治区に入れるというもの。カードの無い個人も、警備つきのバスで往来できる。(P,I)

*世界のユダヤ人のうち最も金持ちだと言われたテッド・アリソン氏がテルアビブで金曜に75歳で死去した。氏は投資会社の社長で、慈善活動にも力を入れていた。バラク首相やシャロン氏らが弔電を打った。葬儀は3日の予定。(P)

*フィンランドのアティサーリ大統領が3日にシリアを訪問。その後イスラエル、パレスチナ、レバノンを歴訪する予定になっている。今回の歴訪はEU代表として中東和平に貢献するため。(I)

*国連のアナン事務総長は、和平が進行中であるため、この時点で反イスラエル決議をすべきでないとの見解を示した。(H,I)

パレスチナ自治政府が、イスラエル政府の入植政策を非難する決議。国連や米国に対して、イスラエルへ圧力をかけるように要請した。こうした決議は、PFLPDFLPなどオスロ合意に反対する派閥を自治政府に組み込むためのものと見られている。(P)

PFLPはすでに自治政府に復帰しているが、和平への参加はまだ拒否中。DFLPは和平に参加の意向を示しているが、リーダーのハワトマ氏の帰還にイスラエル政府が許可を出していない。(P)

*土曜にレバノン南部のゲリラ拠点を空軍が攻撃した。作戦は成功し、全機が帰還したと空軍は発表した。(I)

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1999年10月4日(月)
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*安全通路問題は引き続き協議が続行中だが、関係者は楽観ムード。(P)

*米国は、DFLPのハワトマ氏をテロリストのリストから外す方針だと、パレスチナ自治政府関係者が語った。(P)

ガリラヤ湖の水位は1日5ミリのペースで低下しており、あと4センチで危険水位に達する。危険水位は生態系などに障害を起こすレベル。しかし、水需要を満たすため取水は続行される。(P,I)

*神殿の南の壁で発掘されたヘロデ時代のフルダ柱廊が3日に公開された。考古学省が莫大な費用をかけて発掘修復工事を行っていた。(P,I)

*イスラエルラジオが伝えたところによれば、イランで拘束されている13人のユダヤ人のうち、一部の人々の健康状態が悪化。(I)

*元シンベトのエージェント、アビシャイ・ラビブの裁判がエルサレム地裁で始まった。訴えによるとラビブは、すでに服役中の犯人イガル・アミルが故ラビン首相の暗殺計画を立てていたことを知りながら通報しなかったというもの。アデル・ジク氏ら多くの人々が、関係者の起訴を求めていた。(I,7)

*ヒットラーの「我が闘争」がパレスチナの出版社によりアラビア語訳で出版され、自治区でベストセラーの6位に浮上している。(7)

*建国以来、出されたままになっている非常事態宣言を解除するよう求める人権団体の訴えが今日、高等裁判所に提出される。訴えによると、非常事態宣言により、アラブ人たちの権利が不当に侵害されたままになっているという。(P)

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1999年10月5日(火)
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*安全通路問題は昨夜の交渉でついに決着。数日中にも調印式が行われ、通行が開始される見込み。(P)

*シリアとの和平交渉で重要な役割を果たすと見られていた同国のシャーラ外相が、心臓病のためレバノンで緊急手術を行った。手術は成功したと伝えられている。(P)

*フィンランド大統領が昨夜エルサレムワイツマン大統領と会談。アサド大統領からの挨拶がワイツマン大統領に伝えられた。(P)

*昨日開会された冬季国会の開会演説でバラク首相は「和平の扉はいつまで開いているかわからない。開いているうちに入ろう」とアサド大統領へのメッセージを送った。冬季国会の会期は6ヶ月。(P,7)

*子供時代に虐待されたため精神的な傷が残ったとして、子供が父親を訴えていた裁判で、最高裁が90万シケル(2500万円)の賠償金を認めた。(P)

*現在生存する最後の強制収容所所長と見られているディンコ・サキック(78歳)が、クロアチアで裁判を受け、20年の刑が確定。(P,7)

*テロ容疑で複数の逮捕状が出ているラジ・ジャバリ将軍の、父親の葬儀出席のための西岸地区入りを認めてほしいとの要請が出され、バラク首相が特別許可した。テロ被害者たちは政府に抗議。(I,7)


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