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2004年1月25日(日)
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*ヒズボラとの間で捕虜交換交渉が合意。誘拐されていたタンネンバウム氏の身柄と国防軍兵士3名の遺体が、今週木曜に返還される。イスラエルはパレスチナ人政治犯400名を釈放する。(P,I,7,H)

アラファト議長は「二国家案は時間切れを迎えている」と語り、イスラエルと一国になり、同一の権利を求める戦略に切り替える可能性を示唆した。真剣なものではなく、脅迫と見られている。(P,H)

*400万人のパレスチナ難民を、サウジアラビアなどアラブ諸国に定着させ、難民問題を解消する計画を検討中だとクウェート紙が報道。パレスチナ自治政府とサウジアラビア政府は否定した。(P,H)

ガザアルアクサ殉教団のメンバー2名を国防軍が射殺。2人はフェンス付近で情報収集活動を行っていたもよう。(H)

ベドウィン人たちが長年居住して来たネゲブの町が、正式にアラブ人の町として認められた。しかし、同時に国土委員会がユダヤ人用と指定した地区には、一夜のうちにユダヤ人が入植した。(P)

自治政府高官のマクベル氏が、ジュネーブ合意を激しく非難したため、アラファト議長に対する反逆罪で逮捕された。マクベル氏は自治政府の汚職を糾弾したため、以前から何度も投獄されている。(P)

*英語圏からの移民に対する調査で、帰還後に収入が低下していることが判明。移民者の93%は、職場で差別されていると答えた。(P)

*週末の暴風雨で家屋や送電線に被害。砂漠からの砂塵が国を覆い、呼吸障害の人が続出した。ヘルモン山には大量の降雪があり、多量の雨でガリラヤ湖の水位は33pも上昇。(P,I,7,H)

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2004年1月26日(月)
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*捕虜交換は「代償が高すぎる」と各政党が批判。実際の交換は、仲介国のドイツ経由で行われるが、アラド飛行士に関する情報がどうなるかは不明。ドイツも収監中のレバノン人を釈放する。(P,7,H)

*捕虜交換で帰国する唯一の生存者、タンネンバウム氏は背信行為の容疑があり、帰国次第、シンベトの取り調べを受けることに。(H,P)

*新検事総長をマズズ氏にすることが閣議承認。同氏はシャロン首相を収賄罪で起訴するかどうかの決定権を握る。マズズ氏は「首相の汚職疑惑は、良く調べて迅速な結論を出す」と語った。(P,I,7)

*国際司法裁判所は、防護壁裁判での答弁書の提出期限延期を求めるイスラエル政府の要求を却下。政府は事実関係を争わず、裁判所の管轄権と、パレスチナ自治政府の代表権で争う構え。(P,H)

ラビン首相暗殺犯のアミル結婚申請書を正式に提出。監獄側は治安上の理由で却下する予定。イスラエルでは囚人も獄中結婚して子孫を残す権利があり、パレスチナ人テロリストも結婚している。(P,H)

*ギリシャ正教会のイリネオス師をエルサレム主教にすることを、2年遅れで政府が閣議承認。イリネオス師はあまりにパレスチナ寄りだとして政府は承認を躊躇していた。(P,7,H)

*帰還移民が昨年は31%も減少し、1990年以来最低を記録していたことが判明。1990年から現在までに120万人が帰還したが、昨年はわずか2万3千人だった。(P,H)

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2004年1月27日(火)
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*捕虜交換の準備のため、監獄では囚人の釈放を準備中。テロ指導者として知られるディラニとオベイドも釈放される。墓地ではレバノン人遺体39体の発掘作業が開始された。(H,I,P)

*今日はアウシュビッツの解放記念日。しかし、イタリア紙が発表したEUの世論調査では「ユダヤ人は異質」との意見が46%、また、「ホロコーストの被害者ぶるのはやめろ」との意見が35%だった。(P,H)

*フランスのイスラエル駐在大使が同国で急激に高まる反ユダヤ主義について講演。厳罰、教育、国際協力の3つの方策で真剣に対抗する考えを示した。フランスには65万人のユダヤ人がいる。(P,H)

*スイスで講演したヨルダン外相が「アラブ諸国は多くのイスラエル民間人の命を奪った自爆テロを明確に非難すべきだ」と指摘。一方、イスラエルにも和平行程表の実施を求めた。(P)

*米国のウォルフ中東特使が昨日エルサレムに到着。和平行程表実施のためにシャロム外相ら双方の指導者と会談する予定。(H)

*レバノンのラホード大統領が「ヒズボラはテロ組織ではなく合法組織だとイスラエルが認めた」と捕虜交換の成果を賞賛。ヒズボラ指導者のナスララは、今後も国防軍兵士の誘拐を続けると語った。(H)

宗教委員会や地方議会の給与不払いに抗議し、ヒスタドルートがまたストを宣言。日曜には学校が閉鎖される可能性が高まっている。(H)

ガリラヤ湖の水位上昇で、給水公社がヨルダン川への放流を検討。上限水位は海面下208.9mだが、現在は210.3m。(H,I)


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