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2005年7月3日(日)
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ガザ撤退を半年延期する法案を閣議で指示すると、ネタニヤフ蔵相が語った。蔵相とシャロン首相の対立は深まっている。(H,P,I)

自治政府アッバス議長がハマスイスラム聖戦に挙国一致型内閣の結成を呼びかけ。イスラム聖戦は直ちに拒否したが、ハマスは幹部が慎重に検討すると回答した。(H,P,I)

*先週にガザパレスチナ人に暴行した犯人が逃走中。TV録画で犯人は判明しているが、今までの逮捕者中には含まれていない。(H,P)

国防軍ガザ入植地の封鎖を解除。しかし、検問所の数を増し、キャンプ用品や家具類の持ち込みを禁止するなど、新たな過激派の流入を防ぐ措置を取っている。(H,P)

*右派勢力が先週ガザで破壊したパレスチナ人の家を国防軍が修復へ。また、軍司令官が負傷したパレスチナ人少年の家を訪問した。(H)

自治政府のダーラン氏が入植地家屋の後片付けを拒否するとの立場を変更し、協力を表明。しかし、瓦礫はイスラエルに返すと語った。(P)

*米国の世論調査でガザ撤退反対が過半数に。テロリストに報償を与えるものだとの見解が多数を占めた。また、ハマスが政権を取れば米国政府は交渉を拒否すべきだとの意見が6割に達した。(P)

西岸地区撤退予定になっているカディムやガニムでは、多くの家族がガリラヤなどの新居に転居を完了。先週に現地で行われた「お別れ会」では、新居からわざわざ集まる人々が多かった。(H)

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2005年7月4日(月)
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撤退延期法案は激論の末に閣議で否決。賛成に回ったのはネタニヤフ蔵相ら3人だけだった。シャロン首相はネタニヤフ蔵相を解任するなどの強硬策は取らない見込み。(H,P,7,I)

*先週に北部国境であったヒズボラの侵入攻撃は、国防軍兵士の誘拐が目的だった可能性が高いと、国防軍が発表。(H,P)

ガザ撤退後、エジプトとガザの国境地帯の警備はエジプト軍が責任を持つことで、イスラエルとエジプトの軍事担当者が合意。現在はイスラエルが警備しているが、武器などの密輸が絶えない。(H)

ガザ入植地から4家族が早くも転居。「どうせ移転するなら早い方がよい」との理由。他にも続く家族が出ると見られている。(H,I)

*先週にガザパレスチナ少年に暴行した18歳の入植者を警察がエルサレムで逮捕。あと2人の犯人は捕まっていない。(H,P)

入植者撤退反対デモに子供を使っていることに対して、女性団体が世論調査を行った。世俗派は91%が子供の利用に反対したが、超正統派は52%が賛成し、大きな意識の違いが出た。(H)

ハマスに独占された自治区のカルキリヤ市が、世界からアーティストを招く恒例の音楽祭に中止を命令。男女の同席はイスラムの教えに反するとの理由。若者の間からは失望の声が出ている。(P)

*ひよこ豆とゴマで作るイスラエルの人気料理フムスがユダヤ律法の規定に違反している可能性があると、ラビが裁定。ゴマもユダヤ人によって作られる必要があるとの理由。(I)

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2005年7月5日(火)
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シャロン首相が暗殺される危険が高いとカツァブ大統領が警告。右派ラビに対して「国家の危機」等の表現を控えるよう求めた。ラビン首相暗殺犯も「ラビの教えに従い国を救った」と語った。(P,I)

*先週の交通妨害などの結果、右派に対する反発が強まり、世論調査でガザ撤退賛成派が急増。右派指導者は運動を非暴力に限るとの行動規範を示したが、過激派はさらに戦術を強める構え。(P,I)

ハマスが挙国一致型内閣への参加を拒否すると宣言。しかし、自治政府アッバス議長は引き続き協議を続ける構え。(H,P,I)

ベツレヘムの治安維持引継について、モファズ国防相と自治政府のユセフ内相が協議。しかし、地区の範囲で意見が合わなかった。(P)

自治政府ガザ撤退を担当するダーラン氏が、ガザ地区の現境界線に異議を表明。ガザ地区の境界は1950年のエジプトとの協議で多少変更されており、新境界線がオスロ合意の基礎となっている。(P)

ガザ入植地周辺のパレスチナ人の土地価格が数倍に急騰。イスラエル撤退後の開発を見込んだ投機によるもの。(H)

撤退反対行動の組織的指令を流すウェブサイトを管理していた男性を警察が逮捕。「逮捕は予想していなかった」と男性は語っている。(H)

*エチオピア系市民の代表200人が集まり、少年非行問題について議論。イスラエルへの急速な同化で共同体や家庭内の秩序が崩壊し、青少年の間に麻薬や暴力事件、自殺などが広がっているという。(H)

ゴラン高原の自然公園で枯れ草に火がつき火災。多数の観光客がいたが、火が達する寸前に救出され、負傷者は無かった。(P)


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