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2015年　3月1日（日）
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＊エジプトの治安部隊攻撃に関与したシナイ半島のイスラム過激派に関係があるとの理由で、エジプトの裁判所がハマスを「テロ組織」に指定。ハマスとエジプト政府の関係が悪化するのは確実。(P,H,Y)

＊スイスで行われているイラン核協議では、進展があったと双方が説明。しかし、期限の３月末までに合意に至る可能性は低い。(H,Y,P)

＊イタリアの議会でも、政府にパレスチナ国家の承認を呼びかける象徴的な決議。ＰＬＯは決議に対して感謝する声明を発表した。(Y,P)

＊イラクのモスルにある博物館で、貴重な美術品を破壊するビデオを「イスラム国」が発表。美術品を売りさばいているとの情報もあり、イラク政府は犯人の逮捕と美術品の回収を目指している。(P,H,Y)

＊イスラム過激派がユダヤ人を標的にしたテロを行う可能性が高くなったとして、ドイツがユダヤ人施設などの警備を強化している。(Y)

＊トルコ経由で「イスラム国」に入る者が多いため、国際社会はシリアとの国境警備の強化をトルコに要求しているが、現在は２５ドル程度の賄賂を払えばシリアに入れると、米系ネット新聞が報道。(P)

＊ムハンマドの風刺画を掲載した雑誌を、右派のイスラエル我が家党が無料で配布することを最高裁が許可したため、それに抗議する人々数千人が、アラブ人の多いナザレに集結し、デモを行った。(H)

＊先週末はイスラエルの各地で降雪があったが、今週末は一気に２０度も気温が上昇。テルアビブでマラソン大会が行われたが、体調不良を訴える人が続出したため、大会は早めに打ち切られた。(H,Y,P)

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2015年　3月2日（月）
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＊ネタニヤフ首相が嘆きの壁で祈った後、訪米に出発。米議会での演説は「私と同意しない人を含め、全イスラエル人を代表して」行いたいと語った。米議会の民主党議員の多くは演説を欠席へ。(H,P,Y)

＊欧米との核協議で、イランがウラン濃縮用の遠心機の３分の１と、低濃縮ウランの大半を破棄するとの提案をしたことが判明。(H)

＊パレスチナとの紛争の悪化に備えた大規模な軍事訓練を、国防軍が西岸地区で実施。予備役兵士の３千人が訓練に参加した。(Y,H,P)

＊グーグルなどのインターネット関連企業が「イランの文化的規範を守るなら」進出を認めると、イラン政府閣僚が発言。前大統領とは違い、ロウハニ現大統領はインターネットの導入に前向きの姿勢。(P)

＊イスラエルが代行徴収した税金を自治政府に送金していないため、ＰＬＯが対抗策を検討へ。しかし、イスラエルの総選挙まで挑発的な政策を発表しないよう、ケリー米国務長官がアッバス議長に圧力。(P)

＊エジプトが、カイロの東に１２年かけて新首都を建設する計画を検討中だと閣僚が発言。アラブ首長国連邦の業者が工事を受注か。(P)

＊東エルサレム付近の難民キャンプの検問所で、車に多数の閃光弾を積んでいた東エルサレム在住のパレスチナ人が逮捕された。(P)

＊ネタニヤフ首相一家の公費乱用が問題視される中、首相一家の昨年の日本訪問も調査対象に。東京から新幹線で２時間余りで行ける京都に、わざわざ専用機で移動したことなどが問題になっている。(H)

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2015年　3月3日（火）
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＊国際原子力機関の天野事務局長は、イランが核開発問題に関する疑惑の解明を停滞させていることに懸念を示し「このようなことをいつまでも続けるわけにはいかない」とウィーンで演説。(P,H)

＊ネタニヤフ首相が米国ユダヤロビーＡＩＰＡＣの会議で演説。米国とイスラエルの関係はますます強まっていると強調した。(Y,H,P)

＊米政府がイスラエル政府に伝えたイランとの核協議の内容を、３日に予定されている米上院での演説の際に明かすことは「信用を裏切ることになる」と、米政府がネタニヤフ首相に警告した。(Y,H,P)

＊ハマスの軍事部門責任者が、今はイスラエルと戦争はしないが、夏の戦争で失った戦力を回復し倍増させていると演説。ハマスは最近、エジプト軍からの攻撃を懸念していると見られている。(H,P)

＊ケリー米国務長官が、イスラエルばかりを取り上げている国連人権理事会の姿勢は偏向していると批判。イスラエルを擁護する形に。(Y)

＊「イスラム国」が発表する残虐写真などをツイッターなどＳＮＳ各社が削除しているため、イスラム国が反発してツイッター社の幹部などを脅迫するメッセージを流している。同社が対応を検討中。(P)

＊米国で行われた意識調査で、ネタニヤフ首相の好感度が過去最高レベルに達していることが判明。共和党支持者では支持が不支持の３倍以上に、民主党支持者でも支持と不支持が同数となった。(H,P)

＊ハマス創設者の息子でモサドのスパイとして働き、後にクリスチャンとなったモサブ・ハッサン・ユーセフ氏がＡＩＰＡＣ会議で演説。「より高い真理に導かれ、物事が見えてきた」と証言した。(H)

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