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2016年　8月14日（日）
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＊残り任期が短くなったオバマ米大統領は、中東和平への積極関与を断念したとの見方を、米国のパワー国連大使が否定。イスラエルとパレスチナの和平における米国の役割はまだ決めていないと発言。(P)

＊イランの政府系通信社が、シリア内戦で戦死したイラン軍兵士の数は約４００人だとする、殉教者の顕彰団体幹部の発言を報道。うち半数はアフガン人。イラン側の戦死者数が報道されるのは珍しい。(H)

＊シリア内戦で、西欧の支援を受けたクルド人勢力が、長く「イスラム国」に支配されていたマンビジを奪還。市民らを解放した。(Y)

＊アフガニスタンとパキスタンで「イスラム国」支部を名乗っていた組織の指導者が、米国率いる有志連合の空爆で死亡したとパキスタン駐在のアフガニスタン大使が発言。未確認だと米国はコメント。(Y)

＊核合意の成立前に米国が導入したイラン制裁法が、今年末に期限切れを迎える。制裁が継続されるかどうか注目されているが、オバマ大統領は制裁の延長を支持するはずだと、米政府高官が発言。(P)

＊昨年２月に英国からシリアに渡り「イスラム国」に参加した女子学生３人のうち１人が空爆で死亡したと、家族の弁護士が発表。(P)

＊エジプトのキリスト教徒が、イスラム教徒と同じ権利を求める抗議デモを行った。エジプトのキリスト教徒は人口の約１０％。(H)

＊リオ五輪の柔道１００キロ超級でサッソン選手が銅メダルを獲得。イスラエルが確保したメダルは２個に。その前の試合でサッソン選手と対戦して負けたエジプト人選手は、試合後の握手を拒否。(H,P)

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2016年　8月15日（月）
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＊「イスラム国」の拠点となっていたリビアのシルトで、国際社会の認める政府の軍と共闘する勢力が、イスラム国戦闘員らをシルトの中心部で包囲することに成功したと発表。米軍も空爆で支援した。(H)

＊自治政府のアッバス議長が、イスラエルのアラブ系議員らとラマラで会談。議長はハマスとファタハの和解に向けた仲介を要請。(P)

＊ヨルダンの経済が低迷し、失業率が上昇。特に若者層の失業率が目立っており、過激思想に走ると識者は懸念。シリア内戦で多くの難民が流入する一方、観光収入が減って貿易にも悪影響が出ている。(H)

＊国防軍がテルアビブ南部にある違法移民の子供の収容施設を慰問する活動に力を入れたところ「違法移民を防ぐのが軍の仕事のはず」と地元市民が反発。国防相は、活動を中止するよう軍に指示した。(Y)

＊サウジアラビア主導の連合軍が支援するイエメン政府軍が、アルカイダ系勢力の支配地２ヶ所を攻撃し、戦闘員約４０人を殺害。(H)

＊政府が入植地エフラタ付近に道路を建設するための土地を探している。道路建設は入植地の拡大につながる可能性があり、「二国家共存の妨げになる」と、左派系平和団体ピース・ナウが警告した。(P)

＊ヘブロン近くのスシヤにあるパレスチナ人の違法住宅の取壊しに反対するユダヤ人活動家ら約３０人が、現地で安息日を迎えた。この団体は米国や英国でも同日に住宅破壊に反対する集会を行った。(P)

＊西岸地区のサマリアにある検問所で、刃物を隠し持っていた女が車から降りたところを逮捕された。国防軍が取調べを行っている。(Y)

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2016年　8月16日（火）
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＊ヘブロンで６月にナイフで１３歳の少女を刺殺したテロリストの自宅を破壊。周囲に集まったパレスチナ人が、投石や火炎瓶攻撃で抵抗したが、破壊作戦に参加した兵士に負傷者は無く作戦終了。(P,H,Y)

＊８歳のパレスチナ人少女の自転車を取りあげる映像が公開され非難された国境警備隊員が不起訴とされ、注意などの処分を受けることに。現場はパレスチナ人が立入禁止になっている区域だった。(P,H,Y)

＊イスラエル人選手と握手を拒否したエジプトの柔道選手をＩＯＣが非難。エジプト選手団は、同選手を先に帰国させることに。(P,H,Y)

＊世界大学ランキングのＡＲＷＵで、テクニオン大学とヘブライ大学が１００位以内に。ヘブライ大学は毎年順位を下げている。(P,H)

＊対戦相手の戦法を簡単に調べられる、人工知能を使ったシステムをイスラエルの会社が開発。リオ五輪の柔道の好成績に貢献した。(H)

＊エルサレム近郊のモディーンで、米大統領候補のトランプ陣営が宣伝を行ったが、不人気を反映してか、ほとんど人が集まらず。(P,H)

＊ヨルダン国王が神殿の丘について「ユダヤ人過激派」に懸念を表明。歴史的な聖地の守護者として現状維持に努めると語った。(P,H)

＊ベツレヘムの南のグシュ・エツィオンに、パレスチナ人と入植者の両方を対象にした商店街がオープン。「共存の象徴に」と店主ら。(P)

＊ガザ作戦から２年が経過したが、ガザで再建されて家族が戻った住宅はわずかに２００戸だと国連担当者。資材の多くがハマスの軍備再構築に流用され、支援を約束した国々も支援金を出さないため。(Y)

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