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2017年12月10日（日）
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＊エルサレムはイスラエルの首都だとする米宣言を受けて開催された国連安保理で、１５の理事国のうち米国以外の全ての国が米国の宣言は違法だとして非難。パレスチナの大使は満足を表明した。(P,H)

＊カイロで行われたアラブリーグの会合で、エルサレムをイスラエルの首都とする米トランプ大統領の宣言の撤回を求める決議。(P,H)

＊ネタニヤフ首相が「逆風」の中でフランスとベルギーを回る２日間の旅に出発。ブリュッセルではＥＵ２８か国の外相と会談へ。(P)

＊ネタニヤフ首相の汚職に怒り退陣を求める数千人がテルアビブでデモ。リクード党は「国を分断させている」と左派を非難した。(P,H,Y)

＊イスラエルのアラブ人地区、パレスチナ自治区などで、反米を叫ぶアラブ人と治安部隊が衝突し１４０人が負傷。バスへの投石でイスラエル人３人も負傷。反米デモはアラブ諸国でも続いている。(P,H,Y)

＊ガザからスデロットにロケットが撃ち込まれ、車数台に被害があったが、負傷者は無し。国防軍はガザに報復攻撃を行い、ガザで２人が死亡、数十人が負傷。他の１発はアイアンドームが迎撃。(P,H)

＊自治政府のアッバス議長が、今月ベツレヘムを訪問する米国のペンス副大統領との面会を拒否すると、自治政府関係者が語った。(P,H)

＊エジプトでは、コプト教の大司教と、イスラム教の指導者がペンス米副大統領との会談を拒否。エルサレムに関する米政策に反発。(H)

＊米大統領のエルサレム政策をめぐる混乱で危険になったとの理由で、中国の奇点汽車と日本のトヨタ基金がイスラエル訪問を中止。(H)

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2017年12月11日（月）
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＊ハマスの侵入トンネルを国防軍が破壊。１０月末にも他のトンネルが破壊されたばかり。国防軍はトンネル発見技術を確立か。(P,H,Y)

＊国防軍は、ガザとの境界に２年がかりで大規模な地下防護壁を建設中。しかし、発見されたトンネルは壁が未完の部分にあった。(P,H,Y)

＊昨日午後、パレスチナ人の男がエルサレムの中央バス駅入口の警備員の胸をナイフで刺して逃走したが、市民と警官が協力して逮捕。刺された警備員は重傷を負ったが、生命に危険は無いもよう。(P,H)

＊ネタニヤフ首相とパリで会談したマクロン仏大統領が、トランプ米大統領の宣言は和平に有害だと非難。しかし、クシュナー上級顧問らが作成中の米国の和平案を見てから考えるべきだと語った。(H,P)

＊イスラエルを「テロ国家」と非難したトルコのエルドアン大統領の発言を受け、パリを訪問中のネタニヤフ首相が「クルド人の村を爆撃し、ジャーナリストを拘束する指導者の教えは不要だ」と応酬。(P,Y)

＊パレスチナの首脳から会談を拒否されたペンス副大統領が「彼らは地域の未来を話し合う機会を自分達から逃している」と批判。(P,H)

＊ドイツで数千人が反イスラエルデモ。イスラエルの旗を燃やし１１人が逮捕された。ドイツ外相は「米の政策を批判するのは理解できるが、イスラエルの旗を燃やす権利は誰にもない」と非難した。(P,Y)

＊スウェーデンでシナゴグを攻撃しようとした３人が逮捕。被害は無かった。スウェーデンの首相は「我が国には反ユダヤ主義の居場所はない」と怒りを表明。現地では反ユダヤ的なデモがある。(P,H,Y)

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2017年12月12日（火）
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＊ネタニヤフ首相はベルギーでＥＵ２０ヶ国の外相と会談し帰国。ＥＵ諸国は米国の宣言には反対だが、中東和平の新提案は行わず、米国がどう和平交渉を進めるかを注意深く見守るとの見方を示した。(P)

＊トルコのエルドアン大統領が、水曜にイスタンブールにイスラム諸国の首脳を招いて米政府の宣言への対抗策を協議へ。イランの大統領、ヨルダンの国王、カザフスタン、レバノンの指導者も参加予定。(P)

＊スウェーデンでまた反ユダヤ的事件。ユダヤ人墓地で２つの発火装置が仕掛けられたが、負傷者は無し。現地では先週に「インティファーダを起こせ」と叫ぶ親パレスチナのデモがあったばかり。(P,H,Y)

＊ラマラでパレスチナの赤新月社の救急車から、覆面をしたデモ隊数名が降りてくる映像を国防軍が公開。デモに加担していると赤新月社を非難し、説明を要求。赤十字社の国際委員会へ書面で通報した。(P)

＊極右のベイタル運動は、エルサレムを首都と認めるだけでは不十分だとして、ナブルスとヘブロンも領土だと認めるよう要求。(P)

＊米中西部で見られるヒストプラスマ症の患者を、中東で初めて確認。感染源はコウモリか。歌手のボブ・ディランも感染していた。(P)

＊ニューヨークの地下鉄で手製のパイプ爆弾を爆発させ、乗客数人を負傷させ自分も負傷した男を逮捕。２７歳のバングラデシュ人。イスラエルによるガザの空爆に反発して、テロを実行したという。(H)

＊ガリラヤ湖の水位が過去９年間で最低に。９月からの降水量は平年の半分以下で、この冬は少雨になると気象庁は予想している。(H)

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