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イスラエルメールマガジン　最新号

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2016年　9月28日（水）
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＊１９９４年にノーベル平和賞を受賞し、イスラエルの首相、国防相、外相、大統領など要職を歴任したペレス氏が未明に死亡。９３歳だった。２週間ほど前に脳卒中になり緊急入院をしていた。(H,Y,P)

＊シリア政府軍とロシアがアレッポ東部を支配する反政府勢力を引き続き空爆中。１００人近くの子供が死亡しているもよう。米政府は「シリア政府は和平の道を捨てた」と厳しく批判した。(H)

＊イランのアフマディネジャド前大統領は、霊的指導者ハメネイ師の示唆を受け入れ、２０１７年の選挙には出馬しない方針を表明。(H)

＊国連安保理でイスラエル非難決議を目指すアッバス議長の方針に、ファタハ幹部のティラウィ氏が公然と反対。過去に多くのイスラエル非難決議があったが、現実は何も変わらなかったと指摘した。(P)

＊エルサレムではテロの事前情報があったため、厳戒態勢が取られていたが何事も無く解除に。警察は引き続き市民に警戒を要請。(Y)

＊イスラエルとレバノンの境界をパトロール中のヒズボラの車が地雷を爆発させ、１人が負傷したと、レバノンのメディアが報道。(P)

＊今年はイスラエルへの移民者の数が昨年に比べて１０％減ったと、移民省が発表。フランスとウクライナからの移民が減少した。(H)

＊２か月前にゴラン高原で兵士２人が手榴弾の爆発で死亡した事件を調査していた国防軍が、兵士の１人が手榴弾で遊んでいたと断定。(Y)

＊米国で仮釈放中のイスラエルの元スパイ、ポラード氏とエルサレムの市長が米国で会談。仮釈放の条件で帰国は禁止されている。(Y)

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2016年　9月29日（木）
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＊明日に行われるペレス氏の葬儀に、オバマ米大統領、クリントン元大統領らをはじめとする国際社会の大物指導者らが参列を予定。イスラエルではラビン氏の葬儀以来の大規模な葬儀となる見込み。(H,Y,P)

＊自治政府のアッバス議長はペレス氏の家族に書簡で弔意を表明し、ペレス氏の功績を称賛。しかし、ハマスやヒズボラはペレス氏が「占領の責任者」だとして、同氏が死んで喜んでいると発表。(Y,H,P)

＊イスラエル最高裁が、オルマート元首相の汚職事件に関する最後の裁判の控訴を棄却し、８カ月の刑が確定。元首相は今年２月から１年７ヵ月の刑の服役を始めているが、刑期は合計２年余りに。(P,Y,H)

＊２００１年の同時多発テロの遺族が、犯人の出身国サウジアラビアを訴えることを可能にする法案が米議会を通過。オバマ大統領は拒否権を発動したが、議会は３分の２以上の賛成でそれを覆した。(P)

＊モスルを「イスラム国」から奪還する作戦を準備中のイラク軍を支援するため、米国は６００人の兵士を追加派遣すると決定。(H)

＊シリアからの違法入国を防ぐため、トルコがシリアとの国境にコンクリートの壁を建設中。５カ月ほどで壁は完成する予定という。(H)

＊エルサレム市の住宅建設計画委員会が、東エルサレムでの建設案に関する審議を再延期。ペレス元大統領の葬儀に配慮した動きか。(Y)

＊ペレス氏の葬儀で同氏が所属した労働党関係者の弔辞は無し。ヘルツォグ党首が弔辞を申し出たが「時間の都合」で拒否された。(H)

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2016年　9月30日（金）
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＊昨日はペレス元大統領の遺体が国会議事堂前に安置され、数万人の一般市民が弔問。今朝は各国首脳らが参列する中で葬儀が行われ、遺体は建国の父らが眠るヘルツェルの丘に埋葬される予定。(P,H,Y)

＊自治政府のアッバス議長が側近らと共にペレス氏の葬儀に参列へ。アッバス議長は６年ぶりにイスラエルを訪問する。「ペレス氏は最後にアッバス議長とネタニヤフ首相を会わせた」との報道も。(P,H,Y)

＊国連本部でもペレス元大統領の死を悼んで追悼式が行われた。潘事務総長をはじめ、４０ヶ国の代表が集まり故人の功績を称えた。(Y)

＊アラブ世界でもペレス氏の死去を悼む声。バーレーンの外相からも故人を称える発言があった。クルド人地区でも人々が弔意を表明。しかしイスラエルのアラブ系議員は葬儀をボイコットする。(P,Y,H)

＊２０１０年頃に、ネタニヤフ首相がイランへの先制攻撃を考えていたが「それを私が止めた」と故ペレス大統領が語っていたことが判明。「私が死んだら報じてもいい」と記者に話していたという。(P)

＊部下にセクハラや強姦を行ったとして起訴されている国防軍のブクリス元准将の裁判がテルアビブで開始。元准将は無罪を主張。(H,P)

＊ガザでハマスが建設中のトンネルが崩落、３人が死亡し数人が負傷したとの報道。今年初めからの崩落事故での死者は計１９人に。(P)

＊米国のピュー研究所が、米国とイスラエルのユダヤ人に意識調査。政治的には意見が違うが、両者は互いに共感度が高いことも判明。(P)

＊ペレス元大統領の葬儀に先立ち、葬儀の妨害をすると懸念されているユダヤ人とアラブ人の過激派多数を逮捕したと警察が発表。(P,Y)

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