実際に配信されるニュースは、ヘッダー／フッターがつき、画面表示とは多少イメージが異なります。また、キーワードへのリンクは、自動発生ですので一部に不適切なものがあります。あらかじめご了承下さい。

****************************************************
2022年9月 7日（水）
****************************************************
＊イスラエル軍がシリア北部のアレッポ空港を空爆したと、シリアのメディアが報道。滑走路が損傷したもよう。同空港への空爆は１週間で２度目。アレッポ南西のマスヤフの軍事関連施設が標的か。(P,H,Y)

＊イスラエルのアレッポ空爆は、クルド人地区、米軍支配地域、ヨルダンの空域が使われたようだと、イランの親政権メディアが報道。(P)

＊国防軍がアクレ氏の誤射を認める報告書を発表したことを受け、米国務省のパテル副報道官は、類似事件の再発防止を求めると共に、西岸地区における国防軍の交戦規定などの見直しも要求した。(P,H,Y)

＊ウクライナのウマンでは、ロシュ・ハシャナ時に数千人のユダヤ人の巡礼受入れを準備中。戦時下でもすでに千人以上が現地入り。ウクライナは警備を強化する一方、巡礼に来ないようにと呼びかけ中。(Y)

＊ベルリンのシナゴグの女性カンターが、ユダヤ教への改宗増加に懸念を表明。ユダヤ教に対する愛ではなく、一族のナチスとの関係に対する贖罪のため改宗する人があると指摘、物議をかもしている。(Y)

＊イスラエルのシンクタンクＪＰＰＩがオンライン会議。イスラエル政府は離散ユダヤ人へのユダヤ教育と、イスラエルの学校での離散ユダヤ人の歴史教育を強め、両者の関係強化を図るべきだと提言。(P)

＊西岸地区のベドウィン共同体カーン・アルアフマルの撤去に関し最高裁は政府に判断を求めているが、政府は選挙後まで延期を要請。(P)

＊正統派ラビが、トランスジェンダーの女性とバイセクシャルの男性の結婚式を司式。チーフラビ局が承認せず結婚は法的には無効。(H)

****************************************************
2022年9月 8日（木）
****************************************************
＊米国が自治区での交戦規定や特に実弾使用の見直しを要請したことを受けて、ラピド首相はハイファの海軍士官学校の卒業式で「命を守る戦いでは、実弾使用について誰の指図も受けない」と演説。(P,H,Y)

＊国会の外交防衛委員会の委員長が、アレッポ空港の空爆はイランの高性能兵器がヒズボラの手に渡ることを阻止するためだと発言。(Y)

＊アルバニアがイランとの国交断絶を発表。７月に、政府機関がイランからと見られる大規模なサイバー攻撃を受けたことへの報復。(P)

＊セルビアのブチッチ大統領はイスラエル紙のインタビューを受け、自分の祖父がホロコーストで殺害されたことを明かした。殺害したのはナチスではなくクロアチアのファシスト勢力だったという。(P)

＊１１月にサッカーのワールドカップを開催するカタールは、イスラエルとパレスチナのファンが自由に観戦できる体制を準備中。(H,Y)

＊イラン系ハッカー集団ＡＰＴ４２が、７年前からイラン政府に反対する組織や個人にサイバー攻撃を行っていると、サイバーセキュリティ会社が警告。標的と信頼関係を築き情報を集めていたという。(P)

＊第一神殿時代の古代ヘブライ語が書かれたパピルス断片が、イスラエルに返還された。ユダヤ砂漠の洞窟で発見されものを、米国女性が購入していたもよう。遺族が説得に応じイスラエルに返還した。(P,H)

＊テロ組織と関係があるとして、イスラエルのブラックリストに登録されたパレスチナ人の団体の弁護が難題に。イスラエル人の弁護士はテロ組織から報酬を受け取れないため。司法長官は対応を検討中。(H)

****************************************************
2022年9月 9日（金）
****************************************************
＊イギリスのエリザベス女王が昨日死去。イスラエルのヘルツォグ大統領は「時代の終わり」と哀悼の意を表した。ラピド首相も、女王の指導力と奉仕の精神を称えた。著名なラビも哀悼の意を表明。(P,H,Y)

＊エリザベス女王は７０年の在位期間中、中東のヨルダンやエジプトを含め多くの国を訪問したが、イスラエルを一度も訪問せず。しかし、英国のユダヤ人との関係は良く、多くのユダヤ人に爵位を授与。(P)

＊ガンツ氏らの新党に参加したエイゼンコット氏は、入植地を増やして行けば最終的に一国家しか道がなくなり、国が危ないと警告。(P)

＊ハアレツ紙にヨルダンのムアシェル元外相が投稿。ヨルダン政府は「二国家案」から「一国家案」に移行し、統一国家内でのパレスチナ人の権利を求めるべきだと主張。二国家共存は実現不能だと指摘。(H)

＊イラン核合意について協議のため訪米していたモサドのバルネア長官は、ＣＩＡ長官ら米高官との協議を終了。バルネア長官は、イランが世界を欺き核兵器を入手することは、容認できないと語った。(P)

＊ＵＡＥのザイード外相が来週にイスラエル訪問予定。ラピド首相とヘルツォグ大統領と会談を行う。アブラハム合意２周年を記念。(P)

＊米財務省は、イランのサフィラン航空サービス社と他３社を、ロシアにドローンを販売したとの理由で制裁対象に加えると発表。(P,Y)

＊ヨッパで銃を所持した１９歳のパレスチナ人を逮捕。ナブルスから不法侵入。５月にも神殿の丘で逮捕されていた。「多くのユダヤ人を殺して、殉教するのが願いだ」と警察に供述しているという。(H,Y)

前の号へ

次の号へ