menu
シオンとの架け橋トップページに戻る

シオンとの架け橋では、イスラエルメールマガジンを無料メールマガジンで配信中です。

イスラエルニュースについて

バックナンバー

CGI版 過去のイスラエルメールマガジン

実際に配信されるニュースは、ヘッダー/フッターがつき、画面表示とは多少イメージが異なります。また、キーワードへのリンクは、自動発生ですので一部に不適切なものがあります。あらかじめご了承下さい。

****************************************************
2004年2月4日(水)
****************************************************
シャロン首相は、ガザからの撤退計画を2ヶ月以内に閣議承認し、国会を通過させる方針。NRPなど右派政党の政権離脱は確実と見られているが、労働党を加えた新内閣を結成して乗り切る構え。(P)

*国際司法裁判所は、防護壁裁判から反ユダヤ的なエジプト人判事を外せとのイスラエル政府の要求を拒否。なお、15人の判事のひとりは皇太子妃雅子さまの父、小和田恒氏。(P,H)

*マズズ新検事総長が、シャロン首相の取調べに先立ち捜査関係者と協議。最終結論が出るまで協議内容は一切公開されない。(P,H)

労働党大会は昨日、ペレス党首の任期を2005年末までとすることを決議。若手議員は「あなたが居座っているうちは誰も育たず、若者が逃げて行く」とペレス党首を非難し、演壇から降ろされた。(P,H)

シャロン首相がアラブ系市民居住地と入植地を領土交換する案を検討していることが判明。アラブ系市民は自治政府の支配下に入ることを恐れており、強い反対が出ると見られている。(P)

*今回の紛争勃発以来、国防軍兵士のパレスチナ人殺傷容疑で71件の捜査が行われ、13人が起訴されたと国防軍の担当者が国会で証言。左翼政党からは「少なすぎる」と疑問の声が出された。(P,H)

*世界各地で高まる反ユダヤ主義への対策を検討するため、福音派のクリスチャン指導者60人が世界からエルサレムに集まり、今日から2日間の大会。首相、外相ら要人との会談も予定されている。(P)

*自爆テロ犠牲者のふりをしてキリスト教団体CFIの事務所に行き、治療費を騙し取った容疑で2名のユダヤ人が逮捕。警察が事務所前にビデオカメラを設置し、摘発した。(H)

****************************************************
2004年2月5日(木)
****************************************************
リクード議員がガザ撤退に関して国民投票を要求。しかし、最新の世論調査では59%の国民がガザ入植地の撤退を支持した。(P,H,7,I)

*国連のアナン事務総長が、シャロン首相のガザ撤退案を賞賛。クレイ首相ら自治政府幹部も撤退を歓迎する意向を表明した。(P,H)

シャロン首相のガザ撤退という「悪令」を阻止するため、今日は断食祈祷をせよと、入植地ラビが指令。断食できない者は詩編83編を読み、祈るよう呼びかけている。(P,H,7)

防護壁越しにイスラエルの大都市を砲撃すると、ナブラスファタハ指導者が語った。すでに西岸地区にもカッサムロケット砲は持ち込まれていると、治安関係者は見ている。(P)

*先週の捕虜交換で多数の囚人が釈放された後、監獄では看守に対する暴行が急増し、暴動が起こりかけていると、監獄が発表。(P)

パレスチナ自治政府には監視システムが無く、援助はどう使われているかわからないと、英国外務省の援助担当者。しかし、子供たちが飢えている以上、出さなければならないと説明した。(P)

*自治体労働者のストは解決の見通し無し。しかし全国で9割の学校は、保護者や生徒達が清掃や警備を行い、授業が続けられている。(H)

*メル・ギブソン監督が、25日に公開予定のキリスト受難映画からユダヤ人にキリスト殺しの責任があると示唆する部分を削除。(P)

****************************************************
2004年2月6日(金)
****************************************************
オルマート副首相がワシントンを訪問し、パウエル国務長官に一方的分離案を提示。交渉による決着を排除するものではないと説明した。パウエル長官は反対しなかったもよう。(P,H,7)

*昨日、警察はシャロン首相を2時間半にわたり事情聴取。首相は協力的に質問に回答したという。警察の捜査担当者によると、首相に対する収賄の嫌疑は不十分で、不起訴になる可能性が高い。(P,H,7)

ガザ自治警察組織間の抗争があり、警察官11名が負傷。幹部のジャバリと他の警察組織幹部が会談中に口論となり、警察本部内で銃撃戦になったもよう。ジャバリは部屋を脱出して無事だった。(P,H)

ジェニン付近で国防軍兵士1名が銃撃を受け、負傷。(P,H)

イスラム聖戦が、漁船を装った工作船で海からイスラエルの攻撃を目指していたことが判明。逮捕されたメンバーの供述から判明した。(P)

*昨日も各地で地方自治体労働者のストは続き、一部の大都市以外ではゴミ収集の停止や学校の授業などに重大な影響。首相は日曜の閣議で対策を発表するとしている。(P,H,7)

*米国のユダヤ人指導者がローマ法王を訪問。法王は反ユダヤ主義と宗教の名による暴力を非難すべきだと語った。ユダヤ人との和解を打ち出した宣言「ノストラ・アエターテ」から来年で40年。(H)

*明日はトゥ・ビシュバット(木の新年)と呼ばれる小祭日。神殿時代にはこの日を基準に十分の一献金を計算したが、現在は植樹の日となっている。明日は安息日と重なるため、植樹は今日行われる。(P,7)


前の号へ

次の号へ



TOP