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2004年3月14日(日)
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シャロン首相の「一方的分離」案について事情を聞くためイスラエルを訪問していた米国政府代表団は、先週末にネタニヤフ蔵相ら閣僚とも意見交換。ネタニヤフ氏は分離案に反対を表明した。(P,H)

*ワイスグラス官房長官が、自治政府高官と今日会談。今週予定されているシャロン首相とクレイ首相の会談に備えるため。(P,H)

*エジプトのムバラク大統領が、軍隊をガザとの境界に配備する考えを表明。キャンプデービッド合意にもとづきエジプトはイスラエル国境に軍を配備できないため、合意は変更の必要がある。(P,H,I)

自治政府ハマス国防軍ガザ撤退後の治安維持について交渉を開始。自治政府関係者が明らかにした。(P,H)

ガザでは自治警察が各地に検問所を設置し、無許可の自動車などの没収を開始した。無政府状態となるのを防ぐため。(P,H)

ガザでフェンスに接近した武装パレスチナ人2名を国防軍が射殺。(P)

*イラク戦争など、正規軍同士でない戦闘の増加と、武器の進歩に対応するため、国防軍が交戦規程を改定へ。国防軍が最終案をモファズ国防相に上程する。(P)

パレスチナ人が借金問題でアラブ系市民を誘拐、家族が身代金を要求された。イスラエルの要請で自治警察は犯人を逮捕し、被害者の身柄を返還した。(P)

*シリア北部でクルド人とシリア治安部隊が衝突。クルド人15名が死亡したもよう。(H)

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2004年3月15日(月)
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テルアビブの南にあるアシドド港で昨日、2人による同時自爆テロがあり、10人が死亡、15人が負傷した。軍事施設である港でのテロは初めて。ハマスファタハが共同で犯行声明を出した。(H,P,I)

自治政府のクレイ首相はアシドド港での自爆テロを非難する声明を発表。しかし、シャロン首相は今週に予定されていた首脳会談を中止すると発表した。(P,I)

*肺炎で療養中だったワイツマン大統領が、再び入院。(P)

イスラエル人男女の世論調査で、家庭内暴力を場合によって肯定するとの意見が57%も。調査を行った女性は「家庭内暴力を追放するためには社会の認識を変える必要がある」と語った。(P)

ガザパレスチナ人3名を国防軍が射殺。3名は立入禁止区域で爆弾を仕掛けていたもよう。(H)

*高校の教師が今日からストライキの戦術を強化。教職員組合は、年金の削減に反対し、先週から授業時間の削減闘争を行っていた。(P,H)

自治政府関係者によると、自治政府はガザにおいて武器を公然と持ち歩かないよう武装勢力に求めるなどの治安対策を検討中。(P)

エルアル航空が、警備員の訓練のため乗客の手荷物中に武器を隠す訓練を開始。実際に発見できるかどうか確認する。(H)

*昨年発生し、米国使節団に3名の犠牲者が出たテロ事件の容疑者4名に対し、ガザの裁判所が釈放を命令。実際に釈放するかどうかはアラファト議長が決める。(I,H)

*最新の世論調査で、シャロン首相の一方的分離に賛成が56%。しかし、入植地撤去を条件にすると賛成は50%に減った。(P)

*英国の回教徒に対して行われた世論調査で「パレスチナに住んでいたら自爆テロリストになるかも知れない」との意見が半数に達した。(P)

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2004年3月16日(火)
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*アシドド港で発生した自爆テロは付近にあった臭素のタンクの爆破を狙った可能性が濃厚に。もし成功していれば、半径1.5キロ以内の数千人が死亡していた可能性もある。犯人は厳重にフェンスで封鎖されたガザ地区から出ており、フェンスに問題は発見されていないため、当局は検知されずにゲートを出たと考えている。一方、ファタハのリーダーは地下のトンネルを通って抜け出したもので、現在建設中のフェンスではイスラエルは守れないと主張している。(P,I,7)

国防軍は、ミサイルでガザハマス拠点を報復攻撃。建物はカッサムロケット砲の製造などに使われていたもよう。(P)

シャロン首相の一方的分離案が、46対45の1票差で国会可決。(P,7)

*10歳の少年によるチェックポイントでの自爆テロは、携帯電話の起爆装置が作動せず、未遂に終わった。少年は持っていたのが爆発物であることを知らなかったため釈放された。(7)

*ユダヤ教の律法では結婚を認められないカップルの「市民婚」を認める法案が、58対29票で否決。宗教的ではない旧ソ連からの多くの帰還者にとって、ユダヤ人と非ユダヤ人の結婚が認められないことは大きな問題となっている。(7)


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