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2016年　6月1日（水）
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＊エジプトのシシ大統領がアラブ和平案の復活を提言したことを受け、ネタニヤフ首相が「アラブ和平案には、和平交渉の再開を推進する要素が含まれている」と、交渉再開に前向きの発言。(Y,P,H)

＊野党シオン連合のヘルツォグ党首が、カロン財務相に「国の未来のために、政権脱退という正しい決断をすべきだ」と呼びかけ。(Y,H,P)

＊トルクメニスタンの外相がイスラエルを訪問し、首相や外交関係者と会談。同国の外相がイスラエルを訪問するのは約２０年ぶり。(P)

＊フランスが開催する中東和平国際会議の準備のため、同国が配布した素案は、交渉の全段階に期限を定めているもよう。米国などは素案に反対。イスラエルとパレスチナは今回の会議には参加しない。(H)

＊パレスチナ人との衝突を避けるため、イスラエル政府はイスラエルの全国会議員の神殿の丘への訪問を禁止しているが、アラブ系議員らが、自分たちは例外として訪問を認められるべきだと主張。(P)

＊殺人罪で死刑宣告を受けたガザのパレスチナ人３人を、ハマスがまた公開処刑。人権組織や自治政府はハマスの行為を非難。自治政府は国際刑事裁判所にハマスを訴える可能性もあると、ハマスに警告。(P)

＊キプロスからの飛行機で積荷の玩具が爆弾と勘違いされ大騒動に。箱にはヘブライ語で人形を意味する「ブーバ」との表示があったが、ギリシャ語で爆弾を意味する「ボムバ」と似ていたため。(H)

＊保健省の調査でイスラエル人の約２割が喫煙していることが判明。ユダヤ人もアラブ人も、高校生の約４割が水たばこを試している。(H)

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2016年　6月2日（木）
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＊リーバーマン国防相が２国家共存案を本気で支持するのなら、会って交渉を行ってもよいと、自治政府のアッバス議長が発言。リーバーマン氏の政権入りに関して、アッバス議長が発言するのは初めて。(P)

＊ヘブロンで意識を失ったテロリストを射殺した兵士の裁判で、射殺の後でナイフが遺体の近くに移動されたと、検察側が主張。(Y,H,P)

＊フランス主導の中東和平国際会議を前に、ネタニヤフ首相が「外国が平和を強要するのは間違い。和平は直接交渉でしか実現できない」と主張。イスラエルは米国など有力国に働きかけているもよう。(P)

＊エジプトの民間航空省は、先月に地中海で墜落したエジプト航空機のブラックボックスの信号をフランス軍艦艇が探知したと発表。フランス側も確認。墜落原因の究明が進むと期待されている。(H,P)

＊ガザ復興のため各国が約束した援助金の４０％しか入金されていないと自治政府が発表。国連は関係国に早く送金するよう要求。(P)

＊エジプトがガザとの間のラファ検問所を一時的に開放したと、ハマスが発表。１日に数百人が通過中。４日間ほど開放される予定。(H)

＊精神障害を持つイスラエル人女性を強姦した容疑で逮捕されたパレスチナ人の男２人のうち１人は、この女性と恋愛関係にあったことが判明。女性の家族が男性を嫌って警察に通報をしたもよう。(H,Y,P)

＊エルサレムで近い将来にアラブ人が過半数になる可能性は低いとの調査結果をイスラエルの研究機関が発表。アラブ人の人口増加率が急激に減っている一方で、ユダヤ人の増加率が堅調なため。(Y)

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2016年　6月3日（金）
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＊フランスで今日、中東和平国際会議が開幕。配布文書はイスラエルの入植活動だけを非難し、テロなどパレスチナの問題には沈黙。(P)

＊ドイツ議会が、オスマン帝国によるアルメニア人迫害を「虐殺」と認定。トルコ政府は同国駐在のドイツ大使を呼び出し抗議した。(H)

＊野党シオン連合の政権参加交渉は、一度は破綻したものの、水面下で再交渉が進んでいると、交渉に関わる議員が明かした。政権参加に強く反対するリブニ議員を、どう説得するかが大きな問題。(H)

＊イスラエルボイコットに賛同する都市が増えるスペインで、親イスラエル活動家らの訴えにより、裁判所がボイコットの禁止を命令。(P)

＊精神障害を持つイスラエル人女性と家族の訴えにより、強姦容疑で逮捕されていた２人のパレスチナ人の容疑者が釈放された。(Y,P)

＊ヒズボラの海外軍事作戦部門のトップであるハミアの顔写真が公表された。ハミアはヒズボラ軍事部門のトップになる可能性が高い。(Y)

＊西岸地区ではパレスチナ人の女が刃物で国防軍兵士らを刺そうとする事件が発生。女はすぐ射殺された。負傷者は出ていない。(P,H)

＊ヤロン元国防相と、サアル元内相、アシュケナジ元参謀長が新党を結成したとすれば、現時点ではネタニヤフ首相率いるリクード党と同じ議席数を獲得できる可能性があることが、意識調査で判明。(P)

＊エルサレム記念日に毎年行われているパレードが、エルサレム旧市街で毎回問題を起こしているため、パレードのアラブ人地区への立入を禁止するよう、アラブ人らが最高裁に訴えた。(H,P)

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