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2006年4月19日(水)過越の祭最終日のため休刊
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*1週間続く過越の祭は、初日と最終日が休日。旧約聖書出エジプト記12章15節に従い、この祭の期間はパン種の入った食物を食べることは許されず、種なしパン(マッツァ)が主食となる。(解説)

マッツァはクラッカー状のもので、割って食べる。1週間にわたってこれを食べ続けるため「マッツァボール」などマッツァを使った様々な料理が考案されている。(解説)

*日本政府も月曜日にテルアビブで発生した自爆テロを批判する声明を発表。自治政府に対してテロの発生防止を要請するとともに、イスラエルに対しては自制を求めた。(外務省)

*フランスのシラク大統領がエジプトを訪問し、ムバラク大統領と会談。記者会見で両首脳は、ハマスの政権獲得にもかかわらずパレスチナに対する援助を継続する方法を考えるべきだと語った。(H)

*政府は臨時閣議でテルアビブでの自爆テロへの対応を協議。大規模な軍事行動は避けるが、東エルサレムに住民登録を行っているハマスの議員3人の居住権を剥奪する方針を固めた。(H,P)

*右派は、政府が今までハマスのメンバーにも社会保障を与えてきたことを非難し、議員3人だけの取消では手ぬるいと批判。一方アラブ系議員は、居住権取消は行き過ぎだと反発している。(H,P)

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2006年4月20日(木)
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ハマス議員の居住権取消の動きを受け、アラブ系議員がハマス議員らを訪問。議員らは最高裁に提訴する構え。「イスラエルを認めない者がイスラエルの裁判所に訴えるとは」とあきれる声も。(P,H,7,I)

*政府は居住権取消をアラブ系議員だけでなく自治政府関係者にも拡大する構え。イスラエルの殲滅を目的とする政府の職員であることと、イスラエルでの居住権は両立しないと政府は説明している。(P,H)

労働党カディマの連立交渉は休日の間も大きな進展無し。離れた入植地や違法入植拠点の早期撤去などの方向性については一致しているが、最低賃金の引き上げなどでは違いが残っている。(P,H)

労働党が大学授業料の後払い化を提案。学生は授業料を払わずに勉強できるが、将来、平均賃金よりも高い収入を得た時点で授業料を支払う義務が生じる。オーストラリアの制度をまねたもの。(P)

*核軍備への道を歩むイランが国連軍縮委員会の副議長国に。(P)

*ヨルダン政府が自治政府外相の訪問を突然キャンセル。ヨルダン領内のハマスの拠点から大量の武器が発見されたため。(7,H)

ガザからイスラエルに対して、またカッサムロケット砲の攻撃は継続中。国防軍は発射地点に対して砲撃を続けている。(P,H,7)

*さらにテロの事前情報が入っているため、国防軍西岸地区の各地で検問を強化。ナブラスではパイプ爆弾を持った少年が拘束された。(P)

*イスラエルの赤十字に相当するマーゲンダビド社が、祭の期間中に減少した献血を補うため観光客から献血を集めるキャンペーンを開始。いつも祭の期間は血液不足になるが、観光客は多い。(P)

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2006年4月21日(金)
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サウジアラビアを訪問した英国のストロー外相が、ハマスがイスラエル殲滅を目指していても関係正常化は可能だと発言。英国のイスラエル駐在大使は「立場を変えたわけではない」と釈明した。(P,H,7)

リブニ外相は、ハマスのイスラエル殲滅路線を容認すべきだとの英外相の発言に懸念を表明。EUは一致してハマスに武力闘争路線の放棄とイスラエル公認を求めるべきだと語った。(P,H)

*エジプトがハマスに方針転換を迫る方策を検討中。イランの援助が拡大すると、過激なイスラム思想が拡がる恐れがあるため。(H)

自治政府内務省の重要ポストにテロ組織PRC司令官のサムハダネを任命。治安回復に向け、新しい治安部隊を創設すると発表した。ファタハ系の現治安部隊との対立が激化すると懸念されている。(P,H)

自治政府のアルザハル外相がシリアを訪問し、アサド大統領と会談。シリアは自治政府に対する財政支援は約束しなかったが、4月30日に国民に対して募金を呼びかけることを決めた。(P,H)

*国連の報告書がレバノン南部を実効支配するヒズボラの解散を推奨。シリアの庇護を受けるヒズボラは軍事力を持ったままで政党としてレバノンの政権に参加しており、実際には解体は非常に難しい。(P)

自治政府がイスラエルで収監中の政治犯に対する給付金を大幅削減。最近まで毎月1000シケル程度だったが、今年初めに400シケルに引き下げられ、さらに100シケルになった。(H)

*毎週の礼拝出席率を調べた米国の調査でユダヤ教が最下位の15%。イスラム教、モルモン教、キリスト教福音派や聖霊派は6〜7割、カトリック、ルーテル、メソジストは4〜5割、聖公会は3割。(P,I)


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